April 11, 2023

日本旅行・その2

前回の続きです。

京都の後は新幹線で東京に戻り、飛行機で羽田から千歳へ。

恒例の雪だるま作り。

4年前の春休みに北海道へ行った時はまだ雪が降っていて庭も真っ白だったのに、今回は両親の家の庭には溶けかけの雪が少し残っていただけでした。

畳の部屋にマッサージチェア。

娘と夫は雪だるまを作るのが恒例だったのです。家の周りから雪を集めてきて、ようやく作っていました。

両親と弟家族と支笏湖にある「水の謳」というリゾートスパに泊まりました。露天風呂からマッサージチェア、目にも美しいバッフェスタイルの食事が素晴らしい。日本で髪を洗うたび、何もしなくてもばふっと広がらなくて、水質の違いに気づきました。

デパ地下で茶せんでたててくれた抹茶ラテ。

デパ地下で買った食べ物で外ランチ。

銀座和光の前で。

東京では独身時代に住んでいた吉祥寺へ行き、妹と焼き鳥を食べに行ったり、新宿御苑で花見をしたり、原宿の竹下通りを歩いたり、浅草や築地市場で食事したり、新婚時代に住んでいた谷中や東京駅付近まで足を伸ばしたりしました。

竹下通りに行ったのって何年ぶりだろう?

渋谷交差点にて。

東京で食べたかったものの一つは洋食の王様・正統派のオムライスです。ハヤシライスとかグラタンにも惹かれたけど、マッシュルームがたっぷり入ったオレンジ色のご飯に包まれたオムライスは最高に美味しかったです。

煉瓦亭のオムライス。美しくておいしい。

レトロな煉瓦亭の店内。外は行列でした。

20年も離れて住んでいると、JRや地下鉄の駅の接続とかすっかり忘れてしまっています。乗車券売り場でクレジットカードが使えないのが不便で、日本ではまだ現金が必要な場所が思ったより多かったです。コロナ以後も昔と変わらずにスーツ姿の人がたくさん電車に乗っているということも意外でした。

ホテルの庭の夜桜が美しい。

築地市場はすごい人!

まぐろの刺身とビールの朝食(笑)。

築地で中華そばの立ち食い。

品川駅近くのグランドプリンスホテル高輪に泊まっていたので、どこに行くのも便利でした。

落ち着いた雰囲気のホテルでした。

毎日どこかで夕食を食べた後にデパ地下に寄り、日本っぽいふわっとしたデザートを買って部屋で食べるのが楽しみでした。

きれいなケーキに見惚れる娘。

デザートの豊富さと果物の質の良さに驚いていた娘もデパ地下の大ファンになりました。

浅草の雷門にて。

舟和のいもようかんソフトクリーム。

お昼は海鮮もんじゃ焼きとレモンサワー。

もんじゃ焼き作りに初挑戦。

驚いたのが、20年前にもすでにボロボロだった私たちが新婚時代に住んでいた谷中の一軒家がまだあったこと。近所でお世話になった整骨院や、毎日通っていた谷中のスーパーも変わらないままで、あの下町は時代が止まったままでした。

谷中の商店街で果物を買う。

鳥が頭の上に二羽とまって動かない!

ひまわりの種を食べています。

数えたらお客さんが17人もいました。

谷中通りを歩いていたら、「鳥のいるカフェ」を偶然見つけました。これは行くしかないでしょう、ということで、料金を払って中に行きました。

猫や犬のカフェは見たことがありますが、鳥のカフェは初めてです。小さい部屋の中に驚くほどたくさんの人がいます。鳥のふんがかからないようにビニールポンチョを貸してくれます。

珍しい鳥が飛び回っていて、係の女性がほうきを片手にエサのゴミやふんを掃除しながら、鳥の交通整理をしてくれます。エサを買って手に持つと、鳥がばーっと集まってきます。

ちょっと立ち寄るだけの予定がついつい長居してしまい、娘は「鳥カフェはこの旅行のハイライトだった」というくらい楽んでいました。

東京駅付近では結婚写真撮影中の人がたくさん。

東京は便利でワクワクすることがいっぱいあるけど、看板とか音声の注意や決まりごとの情報が多過ぎて少し窮屈な気持ちになります。私の中での日本の文化は20年前で止まっているので、新しい言葉や出来事は全て外国のような感じがするんです。

とは言っても、アメリカ暮らしだって20年経っても下手な英語でやりとりし、習慣や考え方で戸惑うことも多いです。アメリカの文化や食事に慣れて暮らしていて、ここが私の場所だって思うけど、やっぱり日本的な部分も私の中には残っているんだなとたまに感じます。どっちつかずですね。

次回からは通常の更新に戻ります。

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