今月のLighthouseコラムはトップダウンセーターです。
今まで何枚もセーターを編んできましたが、裾から編むと仕上がりを予想しながら編むしかないので、完成してもダボダボとかきつすぎだったりして、結局着なくなることが多いのです。
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ゲージは大切。面倒でも必ずスワッチを編みます。 |
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裾の長さを決めています。まだ袖はなし。 |
セーターを編むのには時間も根気もいります。せっかく編むなら着られるものを作りたい。今はトップダウンという手法で、首回りから編み始め、袖口で別糸に休ませ、胴体を編んで裾の長さを着ながら確認できる編み方が人気です。
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次は袖を編みます。 |
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輪に編んでいくので、綴じ合わせる必要なし。 |
英語だとGame changerなんて言いますが、「今までのやり方を根底からくつがえす、より良いやり方」が、このトップダウン編みだと思います。何しろ、試着しながら好きな袖や丈の長さを決められるのですから。
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水通しをして編み地をリラックスさせます。 |
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形を整えて外で陰干し。 |
このコットン糸はちょっとトゲトゲがあって、着るとちくちくします。洗ううちに柔らかくなってくれるといいのですが。けっこう気に入ってよく着ています。
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ようやく完成!丈はやや短めにしました。 |
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シンプルなストライプセーター。 |
娘のフェンシングジャケット(Lame)のジッパーが壊れてしまいました。ドライクリーナーに持っていって修理の値段を聞いたら材料費別で40ドルというので、ジッパーをAmazonで注文して私が縫い直すことにしました。
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金具が取れて、裾も解けていた。 |
ちょっと斜めについていたり、先端が首回りに隠れていたり、と複雑だったので、失敗しないように解く前に写真を撮っておき、また壊れないように何度も重ね縫いして丁寧に修理しました。こういう時、ソーイングが好きでよかったなと思います。
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同じところを何度も重ね縫いして丈夫に仕上げた。 |