August 30, 2022

15歳!

娘が15歳の誕生日を迎えました。

手間がかかるけど美味しいBirria Taco。

娘のリクエストでBirria Tacosと15の数字のパブロバを作って家でお祝いしました。小さい頃のようにパーティなど、大げさなことをしたくない年頃みたいです。寂しいけど、ティーンエイジャーなりの考えがあるんですよね。

昨日の古賀史健さんのNoteで「一年でいちばん面倒くさい日、なのかもしれない。」、正直でそのとおりだなと頷きながら読みました。無邪気に誕生日を喜べるって、ほんの短い期間なのかも。ちなみに私の30歳の誕生日はインドの古いお城でサリーを着せてもらい、一番エキゾチックな誕生日の思い出です。それで人生が決まったのかな?!

卵白と砂糖を泡立ててメレンゲを作る。

数字を絞り出し、パレットナイフで平らにする。

隙間に色をつけた小さなメレンゲを絞る。

低温のオーブンで1時間ちょっと焼く。

庭のパッションフルーツが豊作で、毎日食べています。
パブロバの飾りにも使いました。
マスカルポーネホイップクリームを絞る。

ラズベリー、いちご、ブルーベリーをのせる。

庭のパッションフルーツも。

とても可愛くできて満足です。

粉が入っていないので軽いデザート。

恒例の手編みのCake Hatを被って。

この日、もう一ついいことがありました。

娘がバレーボールJVチーム(Junior Varsity)のキャプテンに選ばれました!去年からバレーボールを始めて、楽しそうに毎日練習しています。フェンシングにも同じくらいの情熱を傾けてほしいものですが、バレーボールの方が好きだそうです(笑)。

入り口に巨大なガムボールマシーンが!

会場は冷凍庫並みに寒いので、防寒着が必須。

負け試合を見るのは親の私もつらい。

先週の土日は二日連続でフェンシングの試合にOntarioまで行ってきました。

夏の間、フェンシングを休んでいたので、久しぶり。練習してないんだから当たり前ですが、結果は惨敗。秋からは初めて州外でのトーナメントにも参加する予定なので、本気で練習に打ち込まないと。

景気付けにIn-N-OutNeapolitan Milkshake

郊外ならではのドライブスルーのみのIn-N-Out

余談ですが、フェンシングのユニフォームは白色なので、汚れがすごく目立ちます。私はたまに大きなバケツに熱いお湯とオキシクリーンをたっぷり入れて漬け置きしてから洗うのですが、これがスッキリして気持ちよく、フェンシングママの自己満足の瞬間です(笑)。

August 28, 2022

パリ・ロンドン旅行・その6

Eurostarでロンドンからパリに戻りました。

眺めの良い19階の部屋。

改装したてで何もかもが新品。

列車もTubeもバスにも便利な立地。

今回の宿はモンパルナスにあるPullman Hotelです。前回のこじんまりしたクラシカルなホテルと違って、ここは改装したての超モダンホテル。最後はちょっと贅沢に。

しめさばみたいな味でした(笑)。

早めの時間に予約したので、店はがらがら。

骨いっぱいの魚にケイパーソースとじゃがいも。

酔っぱらいそうなラム酒たっぷりのババ。

周りには有名ブラッセリーやカフェがいっぱい。

夕食はサンジェルマン・デプレにある有名ブラッセリー・Lippへ行きました。豪華な店内とプロ意識のある素晴らしいサービスでしたが、私には食べ物はまあまあに感じました。白ワインを飲みながら魚のマリネの前菜、これまた魚とポテトのメイン、ラム酒たっぷりのババをデザートに選びました。

人に酔いそうなベルサイユ宮殿。

天井画が素晴らしい。

整えられたガーデンがフランスらしい。

翌日は電車でベルサイユ宮殿へ。駅からかなり歩きます。中に入っても人、人、人!庭はトピアリーが美しく、宮殿もゴージャスでしたが、何せ暑さと人の多さで疲れてしまいました。もう城はしばらくいいやという感じです(笑)。

前菜はフラットブレッドのチーズと野菜のせ。

すれ違う船を見ると手を振り合います。

この日のハイライトはセーヌ川のディナークルーズ。調べると値段もピンからキリまでありますが、真ん中くらいのを選びました。食べ物の質の良さをクルーズ船に期待しないなら、これで十分すぎるくらい素敵です。

後ろを歩いているのは船長。

カートで食事が運ばれます。

じゃがいもとタラのブイヤベース。

でも、食事がなかなか興味深かったんですよ。どうやってあれだけの人数に2時間で一気に3コース料理を振る舞えるんだろう?と不思議でしたが、飲み物やメインの注文を取り、食事を手早く運ぶスタッフの用意周到さはあっぱれでした。

ルーブル美術館を通過中。

リバークルーズ、参加して良かった!

エッフェル塔がセーヌ川を挟んで目の前。

ジャンプ写真を撮るのは難しいですね。

まずそうに見えますが、美味しかったプティング。

メインは子牛の煮込みか魚のブイヤベースを選ぶのですが、赤の鍋と黒の鍋に入って目の前で蓋を開けてくれるのです。さすがに熱々とは行きませんでしたが、しゃれた演出が良かったです。

デザートはガラスジャーに入ったライスプディングかチョコレートムース。私はもちろんライスプディング。

合間にデッキに出て景色を眺められます。夕暮れの一番ロマンチックな時間で、ルーブル美術館、ノートルダム寺院、エッフェル塔を間近で見られて、とても素敵な時間でした。

本物の人骨が無数に積み上げてあります。

Catacombs
という地下トンネルに並べられた人骨を見に行きました。ここはオンラインチケットも発売直後にすぐ完売することで知られていて、何度も試みてようやく取れました。あれほど人骨が並べられている様子は他で見たことがありません。

歩いているとマーケットがあちこちに。

オルセーは昔の鉄道駅の雰囲気を残したまま。

有名な絵の前ではいつも人だかり。

オルセー美術館も行きました。ルーブルのモナリザほどではないですが、ここでもゴッホの絵を見る人でごった返していました。

モロッコの前菜いろいろ。

私はエビのタジンを食べました。

最後の夜はまたモロッコ料理。高校生になって娘が食に興味を示し始めてから、レストラン巡りがぐっと充実しました。いつかモロッコにも行きたいねーなんて話していたら、急に外で豪雨が降り始めてびっくり。この2週間強、雨らしい雨も降らず、観光にはもってこいの天気でしたから。

私はチアプティングとグラノーラ、フルーツ添え。

Cheddarは抹茶アーモンドラテを飲んでいます(笑)。

私たちが出た頃には外に行列がありました。

この旅行で相当数のカフェに行きました。

オルリー空港へ向かう前にKozy Bosquetで朝食。小さな店内は満員です。みんな可愛い食べ物が届くと食べる前に写真を撮ってました。娘もCheddarと一緒に(笑)。ここはエッフェル塔の近くなので、最後にまた近くまで散歩。今回、いろんな場所から眺めましたが、どこからでも絵になりますね。

イギリス生まれのCheddarがエッフェル塔観光。

数ヶ月前の手術後の私は、夏の旅行は体力的に無理だろうって諦めていました。この夏は娘がずっとサマースクールに通っていて、夏休みらしい休みがなかったんです。勉強を頑張ったご褒美に、娘が憧れていたロンドンへ行き先を決めたのでした。ここに書ききれなかったレストランやカフェ、訪れた場所も数多くありますが、ブログを書きながら頭の整理になったり、早くも懐かしい気持ちになったりもしました。

これで旅行の話は終わりです。長い話を読んでくださってありがとうございました。

August 26, 2022

パリ・ロンドン旅行・その5

今回のロンドン滞在で特に楽しみにしていたのが、夫の勤め先のロンドン支社の同僚の家を訪ねることでした。

地下にあるモダンなキッチン。

素敵な庭でのディナー。

フランス語と英語とスペイン語のトライリンガルの子供たち。

夫はいつもZoom会議で同僚と顔を合わせているものの、実際に会ったことはなく、夫が旅行のことを話したら、パリとロンドンのおすすめの場所を教えてくれたうえ(彼女はパリ出身のフランス人)、去年購入したというロンドン郊外の自宅に招待してくれたのです。

チャーミングなフランス女性のElodieさん。

ミニチュアコレクションが可愛い棚。

キッチンキャビネットの色も素敵。

郊外にあるその家は、18世紀に建てられた地下付き三階建ての家で、それはそれは素敵。娘と同じ14歳の男の子を筆頭に11歳、6歳の三人兄弟、物腰の優しいフランス人のご主人と暮らしています。

庭へ続くダイニングルーム。

すぐに意気投合した子供たち。

ゲームで盛り上がっています。

庭付きの家が夢だったそうで、この日も庭でのタパスディナー。焼きたてのトルティーヤ、生ハム、チーズやオリーブ、マリネした魚などをエルダーフラワー入りのジントニックと共に楽しみました。

夫によると彼女は凄腕の弁護士だそうですが、話してみると自然で飾らないチャーミングな人柄で、すごく素敵な人でした。三人の息子さんはアメリカ人の女の子が来たということで、娘に興味津々で質問攻め。すぐに気が合って、庭で遊んだりボードゲームをしたりして夜遅くまでわいわいと賑やかでした。

普通のイギリスの家の中を見られるチャンスなど滅多にないので、私は感激しっぱなしでした。

ティディベアより犬が良いそう。

Cheddarと一緒にウインザー城にて。

御兵と一緒に記念撮影。

パブでひと休み。私は辛口のサイダーを。

パブのスティッキートフィプディング。

前に書いたように、バッキンガム宮殿で見つけたコーギー犬(エリザベス女王のペット)のぬいぐるみを買わなかったことを後悔していた娘は、郊外にあるウインザー城で同じのを見つけられることを期待していました。

バックパックに入れてCheddarも観光。

電車でウインザー城に行き、見学をした後、ギフトショップで同じぬいぐるみを発見!実はもうCheddarと名前までつけていたのです。たくさんの犬のなかから表情が気に入ったのを選び、無事に家に連れて帰ることが出来ました。こういうところはまだ子供っぽい。

美しくて激甘のカップケーキ。

花いっぱいの店、流行っています。

ピンクの壁に花がいっぱいのPeggy Porschenで可愛らしいカップケーキを食べました。私はFloral Eton Mess、娘はSummer Berry Pudding、夫はケーキの代わりにシャンペン(笑)。

Airbnb近くのカフェ・Over Underで朝食。

イギリスのカフェ、どこもコーヒー外れなし。

毎日2万歩くらい歩いて、足が棒になりました。部屋に着いたら足を高く上げながら刺繍してほっと一息つくのが日課になりました。


ロンドンは盛りだくさんだったなーって懐かしく思います。名残惜しいですが、またEurostarでパリに戻ります。

色の刺繍はあと一息。かなり進みました。

パリはまだかなり暑いらしい。

次回に続きます。

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