今月のLighthouseコラムは月餅の型についての話です。
中国の月餅は塩漬けの卵黄や、蓮の実の餡とか、ナッツが入っていたりしますが、自分で買って食べたいほど好きではありません。でも形の美しさには惹かれます。英語だとMooncakeと呼ばれ、可愛らしい名前だなと思いました。
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Amazonで買った月餅の型 |
アメリカ人のフードブログで、中にチョコレートとデーツで作った餡を入れた月餅のレシピを見て、中身は何でもいいんだーって思ったのと、彼女が使っていた型が、伝統的な木製のでなく、Amazonで買えるプラスチック製のだったので、私も試してみたくなったんです。
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小豆餡を包みます。 |
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生地に蜂蜜を入れるのでいい焼き色になります。 |
型にくっつかないようにちょうどよい加減で押すのは意外と難しいですが、作業は面白いです。月餅だけじゃもったいないので、クッキープレスとしてショートブレッドにも使ってみました。
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しっかりめに粉をまぶすとくっつき防止になる。 |
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焼く前が一番きれいです(笑)。 |
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模様を潰さぬように卵を塗ります。 |
型の模様も伝統的な月餅らしいものから、バラの模様のまでいろいろあります。私が作った月餅は、小豆餡を包んだだけなので、どちらかというと日本の饅頭っぽくなりました。
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こんなふうにぎゅっと上から押します。 |
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シナモン入りのショートブレッド |
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膨張剤が入っていないので、模様がくっきりのまま。 |
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月餅の模様がちょっと薄くなってしまいました。 |
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中身は小豆餡。 |
冬じゅう庭仕事を放っておきすぎて、前庭のサボテンが伸び放題。周りの雑草を抜こうにも、サボテンが邪魔で周りに近づけません。
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これからどんどん花が咲き始めます。 |
それでノコギリでごりごりと少しずつ切って剪定しています。水分をたっぷり含んだサボテンは、見た目よりもすごく重いのです。鋭いトゲに気をつけながらゴミ箱に運ぶんだけど、それでもかなり指に怪我をしてしまいました。手袋2枚重ねにしないといけないかも・・・。