September 2, 2020

Sourdough Bread

 今月のLighthouseコラムはパンデミックが始まってから夢中になっているSourdough Breadの話です。


みんな家にいる時間が増えて、バナナブレッドやらガーデニングなどが流行しましたが、サワードウもそのひとつ。イーストが不足して、店で買えなくなったという理由もあるし、何しろスターターを管理するのに手間がかかるので、こんな時にはもってこいだというのもあると思います。


しばらく粉も手に入りづらかったけど、今は安定して買えます。同量の粉と水を混ぜて、毎日継ぎ足していくだけですが、見た目も匂いも変化していき、まるで生き物のような感じで付き合っていけます。



失敗談をたくさん読んでいたせいか、正直なところ、最初から成功するなんて思っていなかったので、最初は試しに作ってみました。



が、スターターは順調に泡立っているし、パンを焼いてみたら、店に売っているのよりよっぽど良い出来だったので、それから夢中になっていきました。


気温や微妙な粉の違い、焼く温度などでひとつとして同じものはできません。それで、ノートをつけて今後の参考、反省、コツなどを書きこむことにしています。



発酵の終わった生地に焼く前に上にナイフで切り込みを入れるのですが、私はその工程が一番好き。好きな模様をさーっとナイフでなぞり、あとはオーブンの火に任せます。


うまく行くときもあるし、ぜんぜんダメなときもある。でも、味に違いはないし、途中で蓋をとって模様を確認するときは、毎回ワクワクします。


スターターは使わないときは冷蔵庫に入れて保存していますが、数日に一回は継ぎ足して、発酵の力が落ちないようにメンテナンスをしています。

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