June 6, 2018

卒業式のドレス

今月のLighthouseコラムは卒業式のドレス作りの話です。

上の写真をクリックすると拡大して読みやすくなります。
明日は娘の卒業式です。私はいつものせっかちで、ドレスは何ヶ月も前に縫い終わっていました。「ママにドレス縫って欲しい」と言われて、舞い上がってしまったんです(笑)。
私は左端のようなショート丈を考えていたのですが、
娘は絶対に右端のロング丈が良いというのです。
ティッシュペーパーのような薄い紙の型紙です。
スカート部分だけに、キラキラ光る薄い生地を重ねました。
しかし、私のイメージの縫いたいドレスと、娘が思い描くドレスは全然違いました。
まずは素材を決めようと、布を一緒に買いに行きました。
上半身には裏地もつけます。
娘の選ぶのは、まるでウエディングドレスのような白い布一点張り。何度も「この布でロングドレスなら、まるっきりウエディングドレスになっちゃうよ」と言っても、これがいいと言うのです。
上半身の裏地をスカート部分に手でまつります。
私はパステルカラーで膝上のパフッとしたスカートのドレスを考えていたのですが、娘の卒業式ですから、本人の考えを尊重しました。
スカートはたっぷりのタックを入れます。
丈の調整は一番最後。娘に着てもらってから裾上げしました。
それにしても、ドレス作りって作る途中のワクワクさが普通の服と違いますねー。
キラキラ光ってふわっとした生地、試着の後に微調整する行程、どれもが特別な気持ち。
ファスナーはインビジブルタイプで、外からは見えないようになっています。
肩ひもの幅もよく考えてずり落ちないように。
アメリカの市販の型紙の説明書きって、すごく分かりづらいんです。このSimplicityのも例外ではありません。読んで理解するほうが面倒なので、自己流で適当に縫いましたが、サイズもぴったりで、我ながら良く出来ました。
ちょうど庭のバラも満開でいい背景になりました。
先週、私のダンスの先生が我が家に卒業写真撮影に来てくれました。
彼は写真が趣味で、いろんなモデルをいろんな場所で撮影して、いつも試行錯誤しながら勉強しています。私がクラスに行く時にくっついてくる娘を、まるで妹のように可愛がってくれるやさしいお兄さんです。
クリスタルボールを通して撮影。
リビングルームでインコたちと撮影。
明日は白い花を髪の毛につけて行きたいそうです。
私はハンカチを忘れないようにしないと・・・きっと感極まって泣いてしまうと思うから。
キッチンで天窓の自然光を活かして撮影。
自分の部屋で絵を描いているところを撮影。
この2枚が特に気に入っています。
左上の虹はクリスタルスティックを使ったトリック。
クリスタルボールを通して見える。

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