April 23, 2018

Baking Competition

今年も学校でBaking Competitionがありました。
地味なイベントで、参加者はあまりいないけど、うちの娘は毎年張り切って参加しています。今年で最後。5年生は親の手助けなしで全部自分で作るのが決まりです。
6インチの小さめの丸型で青いグラデーションのケーキを焼く。
娘は有名なYouTuberが作るような可愛いケーキが作ってみたかったようなのです。
どんなの作りたい?って聞いたら、色々なチュートリアルビデオを見せてくれましたが、8段重ねのネイキッドケーキやら、チェッカーボードケーキやら・・・どれも初心者には難し過ぎる。作ってみたい気持ちはわかるけど・・・。
うっかり紙を敷くのを忘れてしまい、型から外れなくて困っています。
その中でも比較的簡単そうなユニコーンケーキに決め、レシピではFunfetti Cake(レインボースプリンクルを入れた生地のケーキ)だったのを、青いOmbre Cake(カラーグラデーションのケーキ)に変更しました。
結局、ケーキはぼろぼろ。残念です。
でも私は、娘が一度作ったくらいで、彼女が想像するようなケーキが出来るとは思えませんでした。それで、「本番でちゃんとしたものを作りたいなら、練習したら?」とアドバイスしました。練習したケーキは味見も出来るし(本番では審査員が食べるので味見出来ない)。
思ったより時間もかかったようで、夜になってしまいました。
疲れて、デコレーションも集中出来ていなかったみたい。
ケーキはそれなりにうまくいったんです。
ただ、ひとつの型の底に紙を敷くのを忘れて型から抜けず、三段重ねにならず・・・。
そして、バタークリームもよく出来ましたが、白いままのを残さず、うっかり全部に色をつけてしまって、ケーキに青いバタークリームを塗らなければなりませんでした。これじゃあユニコーンに見えない。

出来た練習ケーキが下の写真です。うーん・・・これじゃあ、ダメ!と本人がっかり。
なんとか形になったけど、ユニコーンって感じがしないですね。
仕上がりを見て、娘本人はがっかり・・・。
小さな失敗を重ねるうちに、本人の気力もぐんぐん落ちて、半ば自棄っぱち。
困っている娘を見れば、手を貸して助けたくなるけど、そこはぐっと我慢しました。
自分でやりたいと言ったんだから、ありったけの知識と手を使って、自分で作り上げなくっちゃ!
ケーキの味は美味しかったです。
しっとりするようにシロップを塗ってから重ねました。
フォンダンを製菓材料店からわざわざ買ってきました。
ユニコーンの角と耳を作るためです。
割り箸の周りに巻き付けて形作りましたが、耳が薄過ぎて、翌日にはふにゃっと溶けてしまいました。
予め作っておいたフォンダンに、金色のダストにウオッカを
加えたものを刷毛で塗る。
・・・ということで、娘も「思ったより難しいんだ」ということを実感したようです。
改善点がはっきりわかったのですから、練習して本当に良かった!
本番のケーキですから、落ち着いて挑んでいます。
心なしか、表情にも自信がみなぎっているような気がします。
ちゃんと三段重ねが出来ました!
丁寧にシロップを塗っています。
数日後、仕切り直しで新たにケーキを焼きました。
しっかり型から離れ、バタークリームの色分けもきっちりし、クリームが溶けかかったら冷蔵庫で冷やしながら作業することも学んだようで、見違えるほどの進歩です。
仕上げはユニコーンの目の絞り出し。
絞り出し袋の持ち方が板に着いてきました。
竹串で最終の調節。
私は、ひとつの作業も手伝いませんでした。洗い物まで本人にやってもらいました。
だって、5年生ですから!
とても娘らしいケーキになったと思います。
まだ耳をつけていませんが、ひとまず完成です。
学校に持って行って、その場で角と耳をつけ、審査テーブルに置きました。
お菓子の説明をする紙も作って行きました。
レシピや、なぜこのケーキを作ろうと思ったか、という説明。
耳をつけたらこんな感じです。
こんなふうに、参加者が自分のお菓子を持って学年ごとに
テーブルに置きます。
低学年の生徒は、親に手伝ってもらっても良いことになっています。
学校のニュースレターで、審査の結果が発表されました。
娘のケーキが5年生のWinnerに選ばれました!やったー!!
ユニコーンケーキの写真がニュースレターに載った!




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