April 30, 2018

250記月日・Tres Leches de Coco

4月29日は私と夫が初めて会った日から250ヶ月日の記念日でした。
私達は毎月29日を「記月日(きげつび)」と呼んで、小さなお祝いをしていますが、250記月日は、なかなか大きなマイルストーンです。それで、いつもより少し特別に。
地味ながら貫禄があるビバリーヒルズの「Matsuhisa」。
開店直後なのに、すぐに満席。
夫がサプライズでビバリーヒルズにあるMatsuhisaを予約してくれていました。
甘味噌と野菜の海苔巻き。可愛い陶器のスタンドに入っていました。
トロとキャビアのわさびソース。涼しげなプレゼンテーション。
娘はラムネがあってうれしそう。
そうです、あの松久信幸さんが1987年に開業したレストランです。店構えは地味ですが、中に入るとすごい熱気!あっという間に満席&行列です。
お寿司ももちろん最高!
ペルーで修行されたNobuさんらしい、セビーチェ風の一品。
お刺身のサラダ。柚子が効いていてさわやか。
白身魚の南蛮漬け。私の好きな「魚」と「揚げ物」、もう最高。
焼き物は味噌漬け焼きの魚。
仕上げは冷たいそうめん。
私達はおまかせコースを注文しました。
もう、全てが大満足!伝統を守りつつ、奇をてらいすぎす、口に運ぶもの全てが素晴らしく美味しい。
食事があまりにも美味しくて、シャンペンを2本も頼んでしまいました。
ほおずきが添えてある、チョコレートの春巻き。
ルーツは沖縄県という日系人の、親切なサーバー。
小豆とバニラアイスのかき氷・抹茶ソースを彼からのサービスで
頂きました。日本のかき氷、そのまま!
この店にロバート・デ・ニーロが足繁く通って、Nobu氏を
スカウトしたことがきっかけで、一緒にビジネスを始めたそうです。
ペルー出身の日系二世の男性がサーバーで、とても親切でサービスも満点でした。Nobu氏は前日にL.A.入りされたそうですが、系列レストランの10周年記念とかで、その日は来店ならず。でも頻繁に来店されるそうです。お会いしたかったなあ。

話はかわって・・・。

ココナッツとTres Leches Cakeという、私が大好きなものをふたつくっつけたお菓子がこのTres Leches de Coco
スポンジにはオイルが入らず、軽めのケーキです。
ココナッツフレークを入れることで、さくさくした食感になります。
Tres Leches Cakeは今までいろんなレシピを試してみました。生地にバターが入るもの、卵を別立てするもの、Cake Flourを使うもの、などなど。でも、このレシピのようにドライココナッツをケーキに入れるのは初めてでした。
「3種類のミルク」ケーキ。ココナッツミルク、コンデンスミルク、ヘビークリーム。
計量の手間要らず、ただ全部を混ぜるだけ。
普通のTres Leches Cakeではエバミルクを使うところを、ここではココナッツミルクにします。ケーキのしゃりしゃりとしたココナッツの歯ごたえと、ココナッツ風味たっぷりのミルク液が合って、本当においしい。
竹串で穴を沢山あけて、液体がよく染み込むようにします。
最初はなかなか染み込みませんが、冷蔵庫で寝かせるうちに
液体とケーキが一体化します。
見た目は真っ白で地味ですが、手作りならではの素朴なお菓子です。
上に浮かんだ液体が徐々にケーキに染み込んでゆきます。
ココナッツ好きな人にはたまらない味。

April 27, 2018

メキシコの布でクッション作り・アーモンドチキン

サイズもばらばらできちっと四角じゃないところも、素朴で好き。

私はカラフルで素朴なOtomi刺繍が大好きで、数年前にメキシコシティでもクッションカバーを買いました。

二枚はフレームに入れて壁に飾っていますが、持っているクッションとサイズが一緒だったので、残りはクッションカバーにして、ベッドルームに置くことにしました。

Otomi刺繍の特徴は、裏側に糸を這わせないところです。
きれいに見えて糸の節約にもなるけど、難しい手法です。
以前に作ったチェストもOtomi模様でした。
家にあった生成り色のコットン地を裏側にして、ファスナーをつけました。
旅行で買ったお土産も、いつも目につくところに置くと、ふと和みます。

この前、またユニバーサルスタジオへ行ってきました。
シーズンチケットを買ったので、行かないともったいないということで・・・。
暑いなか、Minionのかぶり物お疲れさまです・・・。
アトラクションは相変わらず長い行列でしたが、パーク外のショッピングモールで昼食を食べたり、可愛いお店を見たりしたのが楽しかったです。
可愛い石けんやバスフィズの店。
ケーキの形の石けん、なんて可愛いの!
お店の人がデモンストレーションをしてくれます。
昨日は久しぶりにSurfas Culinary Districtへ行ってきました。
パーティのためのトングを何本か買い足したかったのです。
倉庫のような無機質な店内。
数ヶ月前に新しいローケーションに移転したそうで、まだ工事中のところもありましたが、レストラン用の無骨な道具類を見て回ると、時間が経つのを忘れてしまいます。

昨日、店を見つけながら運転していた時、「いつの間にか、知らない場所にひとりで行くことが平気になったなあ」と思いました。ひとりの小さな冒険旅って感じがして、結構好きです。

渡米直後は、行ったことのない場所に行くのは本当に緊張したものでした。土地勘がなく、地図は読めない、運転はヘタ、予想外のことが起こるとすぐパニックしていました。
もちろん、Google Mapのおかげは大きいけど、慣れと度胸で何とか乗り切れるものです。
トング3本と天板に合わせる網を買ってきました。
最近よく作るメニューがアーモンドチキンです。
マヨネーズとヨーグルトとハーブ類を混ぜたソースを作り、ソースの一部で鶏肉をマリネします。フードプロセッサーでアーモンドを細かく砕いたものをまぶし、たっぷりのバターとオリーブオイルで焼きます。ヨーグルトディップがすごく合います。
皮付きのアーモンドをパン粉くらいの粗さに砕きます。
マリネしてあるので、粉や卵をつけたりする手間が省けるのもいいし、多めに作ってお弁当にも入れられる、便利なおかずです。

April 25, 2018

Granola Biscotti・最後の乳歯・春の靴

Smitten Kitchen Every Dayに載っていたGranola Biscottiを焼きました。

言葉通り、グラノーラのような材料をビスコッティにしたので、朝食向きかも。
ドライクランベリーとアプリコット、ココナッツ、
アーモンドを入れます。

少しの粉とたっぷりのオートミール。
生地を少し冷やしてから形作るとまとまりやすいです。
スライスする時に崩れやすいので、丁寧に切り、
両面をしっかり焼いてカリッとさせる。

ヨーグルトを添えて食べたら美味しかったです。
この前、娘の最後の乳歯が抜けました。
いつの間にか、Tooth Fairyのことも触れなくなって、抜けた歯もそのまんま。何だか寂しい気もしますが、手紙を入れる封筒や小さなドアはそのまま取っておくことにします。
私の母がくれた、貝をはめ込んだ容器に乳歯を保存しています。
春は靴が新しい欲しくなる季節・・・まあ、季節に関係なく靴を買うのが好きなんですが。

リサイクルペットボトルから出来ていて、洗濯機で洗えるというRothy'sのフラットシューズです。私は先が尖ったThe Pointのマリーゴールド色を買いました。
春は足元から。何色にするかすごく迷いましたが、
黄色い靴を持っていなかったので、この色に。
生地が伸びるし、空気が通る感じがするので、見た目よりもずっと履きやすいです。
すごく気に入っています!

April 23, 2018

Baking Competition

今年も学校でBaking Competitionがありました。
地味なイベントで、参加者はあまりいないけど、うちの娘は毎年張り切って参加しています。今年で最後。5年生は親の手助けなしで全部自分で作るのが決まりです。
6インチの小さめの丸型で青いグラデーションのケーキを焼く。
娘は有名なYouTuberが作るような可愛いケーキが作ってみたかったようなのです。
どんなの作りたい?って聞いたら、色々なチュートリアルビデオを見せてくれましたが、8段重ねのネイキッドケーキやら、チェッカーボードケーキやら・・・どれも初心者には難し過ぎる。作ってみたい気持ちはわかるけど・・・。
うっかり紙を敷くのを忘れてしまい、型から外れなくて困っています。
その中でも比較的簡単そうなユニコーンケーキに決め、レシピではFunfetti Cake(レインボースプリンクルを入れた生地のケーキ)だったのを、青いOmbre Cake(カラーグラデーションのケーキ)に変更しました。
結局、ケーキはぼろぼろ。残念です。
でも私は、娘が一度作ったくらいで、彼女が想像するようなケーキが出来るとは思えませんでした。それで、「本番でちゃんとしたものを作りたいなら、練習したら?」とアドバイスしました。練習したケーキは味見も出来るし(本番では審査員が食べるので味見出来ない)。
思ったより時間もかかったようで、夜になってしまいました。
疲れて、デコレーションも集中出来ていなかったみたい。
ケーキはそれなりにうまくいったんです。
ただ、ひとつの型の底に紙を敷くのを忘れて型から抜けず、三段重ねにならず・・・。
そして、バタークリームもよく出来ましたが、白いままのを残さず、うっかり全部に色をつけてしまって、ケーキに青いバタークリームを塗らなければなりませんでした。これじゃあユニコーンに見えない。

出来た練習ケーキが下の写真です。うーん・・・これじゃあ、ダメ!と本人がっかり。
なんとか形になったけど、ユニコーンって感じがしないですね。
仕上がりを見て、娘本人はがっかり・・・。
小さな失敗を重ねるうちに、本人の気力もぐんぐん落ちて、半ば自棄っぱち。
困っている娘を見れば、手を貸して助けたくなるけど、そこはぐっと我慢しました。
自分でやりたいと言ったんだから、ありったけの知識と手を使って、自分で作り上げなくっちゃ!
ケーキの味は美味しかったです。
しっとりするようにシロップを塗ってから重ねました。
フォンダンを製菓材料店からわざわざ買ってきました。
ユニコーンの角と耳を作るためです。
割り箸の周りに巻き付けて形作りましたが、耳が薄過ぎて、翌日にはふにゃっと溶けてしまいました。
予め作っておいたフォンダンに、金色のダストにウオッカを
加えたものを刷毛で塗る。
・・・ということで、娘も「思ったより難しいんだ」ということを実感したようです。
改善点がはっきりわかったのですから、練習して本当に良かった!
本番のケーキですから、落ち着いて挑んでいます。
心なしか、表情にも自信がみなぎっているような気がします。
ちゃんと三段重ねが出来ました!
丁寧にシロップを塗っています。
数日後、仕切り直しで新たにケーキを焼きました。
しっかり型から離れ、バタークリームの色分けもきっちりし、クリームが溶けかかったら冷蔵庫で冷やしながら作業することも学んだようで、見違えるほどの進歩です。
仕上げはユニコーンの目の絞り出し。
絞り出し袋の持ち方が板に着いてきました。
竹串で最終の調節。
私は、ひとつの作業も手伝いませんでした。洗い物まで本人にやってもらいました。
だって、5年生ですから!
とても娘らしいケーキになったと思います。
まだ耳をつけていませんが、ひとまず完成です。
学校に持って行って、その場で角と耳をつけ、審査テーブルに置きました。
お菓子の説明をする紙も作って行きました。
レシピや、なぜこのケーキを作ろうと思ったか、という説明。
耳をつけたらこんな感じです。
こんなふうに、参加者が自分のお菓子を持って学年ごとに
テーブルに置きます。
低学年の生徒は、親に手伝ってもらっても良いことになっています。
学校のニュースレターで、審査の結果が発表されました。
娘のケーキが5年生のWinnerに選ばれました!やったー!!
ユニコーンケーキの写真がニュースレターに載った!




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