今月の
Lighthouseコラムは久しぶりに作ったキルトの話です。
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私はソーイングの作業そのものも好きですが、何を作ろうかと計画している時はもっと好き。キルトは多くの種類の布を組み合わせるので、布選びにも時間がかかりますが、楽しい悩みです。
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それぞれが好きな柄を選びましたが、合わせてみて好きかどうかは
また別の話です。パッチワークは奥が深い・・・・。 |
ダブルスターという、伝統的な模様に挑戦しました。ちょっと素朴で野暮ったいようなキルトもいいなあと思って。
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きっちり寸法通りにカットするのが大切。 |
パッチワークの難しさは布がずれてしまうことです。ひとつひとつは小さなズレでも、沢山組み合わせるうちに大きくズレてしまう。
でもこのキルトは大きなピースなので、ズレが目立たずに意外と簡単だったのです。
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三角をふたつ合わせて縫い、四角にします。 |
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アイロンをかけて正方形にする。 |
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模様合わせする作業は、まるでパズルのようです。 |
表地、キルト芯、裏地を重ねて三枚をキルトステッチするときは、すごい量のミシン糸を使います。いろんな模様でステッチするフリーキルトに憧れますが、私はとにかくズレないようにするので精一杯なので、ひたすらまっすぐにステッチ。
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キルト芯と裏地を合わせてステッチをかけています。 |
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濃紺のコットンでバイアステープを作りました。 |
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手でまつる作業は、のんびりと何日もかけて行います。 |
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角をきっちりと整えて、クリップでとめながら作業。 |
模様が見渡せるようにベッドにのせて写真を撮りましたが、ベッドスプレッドにはやや小さい大きさです。
キルト作りの一番の醍醐味は、完成したときの達成感。
こまごまと布を縫い合わせていたのが、時間をかけてひとつの実用的な布になるのは気分が良いものです。
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ダブルスターの模様、わかるでしょうか? |