April 23, 2017

初めてのクルーズ旅行・2

こんなふうに船旅をしました。
前回の続きです。Mazatlanのオールドタウンでいくつか素敵な手工芸の店を見つけて、買い物も楽しみました。
散歩していて偶然見つけたお店が素敵で、かなり長居しました。
前回のメキシコシティで買ったOtomi刺繍の可愛さが忘れられなかったので、店の端っこで好みの絵柄を見つけた時は、宝物の山を見つけたような嬉しさでした。
可愛らしいOtomi刺繍のクロスを何枚か購入しました。
街の中心にある室内のマーケット。何だか昭和っぽい懐かしい雰囲気です。
歩き疲れて船の部屋に戻れば、動物の形に形作られた可愛らしいタオルが出迎えてくれます。
犬のタオルが枕の上に置いてありました。
この日は象。時差があるので、それを知らせるカードと共に。
ある日はベッドの上にペンギンがいたり、翌日は椅子に象が座っていたり、はたまた天井から猿がぶら下がっていたことも。娘は毎日楽しみにしていて、折り方のデモンストレーションも見に行きました。
ペンギン。目には赤いシールが貼ってあります。
これが一番驚いた!天井から猿がぶら下がっていました。
娘とプールに行ったり、ビンゴ大会に参加したり、乗客によるDancing with the Starsのようなショーを見たり、朝のカーディオやバチャータダンスのクラスにも参加しましたよ。バチャータの基本を教えてもらったので、もっと踊れるようになりたいです。
ビンゴは有料。カクテルを飲みながら盛り上がる。
デッキの巨大チェスボードで同じ歳の男の子とプレイする娘。
乗客が参加するダンスショー。とにかく盛り上げるのが上手なんです。
マジシャンのJean-Pierreと一緒に記念撮影。
氷の彫刻のデモンストレーション。
スエーデン人の船長からのあいさつ。
何しろ、いつでも食べ放題、アルコールも飲み放題(別料金)なので、お腹が空く暇がないほど四六時中食べっぱなしなのです。たまには体を動かさないと、と思って、ジムにも何度か行きました。
広々としたジムで、海を眺めながらマシーン運動が出来ます。
バンドも日替わり。80‘sヒットからレゲエまで何でもあり。
暑い日のプールは人でいっぱい。プールは塩水なんですよ。
食事は5つのレストランを好きに選べて、その他にもプールサイドでBBQがあったり、別途料金で行けるやや高級なレストランもいくつかあります。
娘がプールで遊んでいる間、私はセーター編み。
私達はAzuraというレストランが気に入って、ほぼ毎日そこで夕食にしました。
ショートリブのラグー、リコッタチーズ添えがメイン。
前菜終わる頃にはワイン3杯目。とにかく一日中飲んでました。
シャンペンを飲みながら、海老とアボカドの前菜。
シナモン風味が効いたSnickerdoodle cakeのアイスクリーム添え。
これは家でも作ってみたいです。
ここだと、お酒も本物のグラスに注いでくれて、おいしく感じるからです。カフェテリアだとプラスチックカップでやや味気ないので。
トドに魚をあげる娘。
最後に寄った街・Cabo San Lucasは三つの街の中では一番賑やか。船を降りるなり、いろんなツアーへの勧誘があります。私達は何も予定を決めずにいたので、その場でボートツアーに参加しました。
バハ・カリフォルニア半島の最南端!
ボートの底がガラスになっていて、海の中で魚が泳いでいるのが見えます。ニョキニョキと立っている岩の周りを巡りながら、バハ・カリフォルニア半島の最南端をぐるりと周り、太平洋側まで行きました。
デッキに座って風が来るタイミングをつかんでいます。
その後、またぶらぶら歩いていたらパラセイリングのツアーに勧誘されました。
私はパラセイリングが大好きなので、娘と並んで一度に飛べるということだったので、またすぐにボートに乗りました。
ふたりでUS$80でした。結構長い時間飛べたので、悪くない値段だと思います。
船の上から出発して、船の上で着陸するので、全く濡れません。
美しいCabo San Lucasを見渡しながら、隣に座っている娘とその場で感動を分かち合えるのが嬉しかった。娘も私と同じで高い所が大好きなのです。
自分用のお土産にビーズ細工を選んでいます。
Cabo San Lucasには半日しか居られなかったのですが、タイミング良く海のアクティビティが出来たので、余った時間は街を散歩してお土産屋を見たりしました。
これぞ、私のイメージの素朴&可愛いメキシコ!
ここを見つけただけでもCabo San Lucasに行った甲斐がありました。
お昼には、パラセイリングのツアーで一緒だった人のおすすめレストラン「Mi Casa」へ行きましたが、何もかも私好みで、もう大興奮。トイレのドアだってこの可愛さですよ!
素朴さと派手さが上手にミックスした素敵な色使いと絵!
ブーゲンビリアの似合う、カラフルなパティオ席。
柱の木彫りがあまりにも気に入って、家に持って帰りたいほどでした(笑)。
ちょっとしたショップも兼ねていて、街のお土産屋では見かけない洗練されたものばかり。食べ物の味は普通でしたが、内装の素敵さは100点満点でした。
手吹きグラスの棚。
私はマルガリータを飲んでフィッシュタコスを食べました。
行く前はクルーズ=団体旅行=苦手、というイメージがあったのだけど、気ままに好きなイベントに参加できて、食事や観光も選択が多く、ラクで自由で贅沢で楽しい旅行の方法だな、と考えを改めました。先入観で物事を決めつけてはだめですね。

クルーズのキーワードは「Are you having a good time?」。船の上で何度も耳にした言葉です。
スタッフのホスピタリティには感心させられっぱなしでした。半数以上がフィリピン人、次がインド人、そしてインドネシア人のスタッフで、計60カ国以上のスタッフが船に乗っていたそうです。
船の上ではあちこちで手の消毒スプレーボトルを持ったスタッフが「Washy Washy」と言いながらスプレーしてくれます。上のビデオのように、みんな底抜けに明るいから、自然とこちらも笑顔になるのです。

こうして皆、クルーズリピーターになっていくのかもしれません。私も船を降りた途端、「次はどこへクルーズしようか?」と想いを巡らせましたから!

長々とした旅行の話、読んで下さってありがとうございました!
次回から日常の話に戻ります。
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