最後に
Joshua Tree National Parkへ行ったのは、アメリカ移住直後で、もう13年も前になります。娘と夫はキャンプしたいと言うし、私は親友がJoshua Treeの隣町に去年引っ越したので、新居を訪ねたかったのです。
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このキャンプ場は水洗トイレだし、水場もあるので、おすすめ。 |
Joshua Treeはワイルドフラワーが咲いて、ハイシーズンです。キャンプ場探しは半分諦めていたのだけど、Visitor Centerで空き具合を確認してもらったら、一番奥のキャンプ場に少しだけスペースがあるとのこと。ラッキー!
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娘が私のiPhoneでたくさんの花の写真を撮っていました。 |
Cottonwood Campgroundというキャンプ場に場所を確保して、いろんな場所でハイキングをしました。花がいっぱい咲いているところ、岩がニョキニョキとそびえ立っているところ、サボテン畑など、少し車で走るだけで、全く違う景色が楽しめるのが魅力です。
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果てしなく広がるサボテン畑。 |
夜はキャンプファイヤーでホットドッグとS'moresを作り、クーラーを持って行ったので、シャンペンとオレンジジュースでミモザを作って、夕日を眺めながら飲みました。砂漠ですから、夜は急に冷え込みます。
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ドームテントを組み立て中。 |
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砂漠の夜は寒いので、キャンプファイヤーの熱がありがたい。 |
娘はテントで眠ること自体が楽しくて仕方がない、といった様子でしたが、私は地面が硬すぎて腰痛になり、ちっとも眠れませんでした。大学の登山サークルでキャンプしていた頃は、腰痛とも不眠とも無縁で、目覚めも良かったものですが、こういう時に老いを実感します。しばらくキャンプはこりごりです・・・。
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娘は岩があったらどこでも登って行きます。 |
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これが地名にもなっているJoshua Treeです。 |
帰りに友達の家に寄って、一緒に食事しました。
彼女は私が知人が一人もいないアメリカに来て、最初に出来た友達なのです。
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裏庭がまるでナショナルパークのよう! |
しょっちゅうランチして、何でも話せるお姉さんのような存在なので、遠くへ引っ越してしまうのは悲しかったけど、今でもたまにL.A.で会っています。
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一年中、トレードマークのカウボーイブーツを履いています。 |
彼女はアンティークのものに囲まれた家に住み、ナショナルパークでのハイキングを日課にし、古い箱の中に人形の頭とか拾った木、食器などを収めた
Assemblageを作って、のんびりとリタイア生活を送っています。新しい街でも、自分らしくたくましく暮らしている様子を見て、嬉しくなりました。
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広々した明るいリビングルーム。 |