手縫いのボタンホール

以前に作ったCheyenne tunicの型紙で、もう一枚縫いました。
青いチュニック、今の季節にぴったりで重宝しているんです。

今回は七分丈にしました。
Anna Maria HornerデザインのEucalyptusというレーヨン地を使いました。
けっこう派手な柄だけど、Anna Maria Hornerの大柄の模様に惹かれてしまうのです。生地がテロテロと柔らかいので、縫いにくいけど、アイロンはかけやすいです。

裏側も袋縫いになっているので、ほつれる心配なし。

生地が薄いので、縫い代はロックミシンをかけずに、折りふせ縫い（French Seam)にしました。手間はかかるけど、裏もきれいです。

２０個ならうんざりするかもしれないけど、たった４個なら楽しく刺せる。

薄手の布にボタンホールをつけるのが難しく、いつも何度もやり直して、ボタンホールの場所がボロボロになってしまうのです。それで、今回はミシンでボタンホールを作るのを最初から諦めて、何と手縫いでボタンホールを作ってみることにしました。

ちょっとギザギザが目立ちますが、ボタンを留めるとわからない（多分）。

昔、ウール地でざっくりしたボタンホールを手縫いしたことがありますが、シャツ用には初めてです。このチュートリアルを見て、４つのボタンホールを作りました。

ミシン糸では細すぎる気がしたので、刺繍糸を二本取りにして縫いました。
ミシンで失敗してリッパーで絡まった糸を取り除くのに時間を使うより、ひとつひとつ手縫いで着実にステッチするほうが、イライラも少なかったように思います。

七分丈にしてよかった。