Kruger National Parkは世界でも最大規模の鳥獣保護区です。
私達はその中でも一番大きな
Skukuzaというキャンプに滞在しました。
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丸い小屋の内部。静かで清潔で大満足。 |
丸い小屋にベッドが3つ、清潔なバスルーム、外のキッチンやグリルがあり、思っていたよりずっと過ごしやすい環境。
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蚊に刺されてマラリアになるのが心配でしたが、全然刺されませんでした。 |
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外のテーブルで安くて美味しい南アフリカのワインを飲む。
冷蔵庫にも鉄の柵がかかっています。動物が勝手に開けないように! |
飲み物を買いに売店へ出かけたら、アフリカの奥地とは思えないほどの豊富な品揃えで驚いてしまいました。
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お洒落な服から食料品、酒、お土産まで何でも揃っている売店。 |
食事の充実ぶりにも驚きました。Skukuzaではちょっとオシャレをして行きたくなるような素敵なステーキハウスがあるし、他のキャンプでも食事が楽しみになるようなレストランばかり。アフリカの奥地で、グルテンフリーマフィンから、グリーンスムージーまであるとは、誰が予想できたでしょう?
少なくとも、私が予想していた「サファリ生活」とは全然違うものでした。
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Biltongという、南アフリカのソフトジャーキー。いろんな動物の肉から作られています。 |
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南アフリカでメキシカンサンプラー! |
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夜はムード満点のステーキハウスへ。こんな店がサファリキャンプにあるんですよ。 |
動物を探すには朝早く起きるのがいちばん。朝6時には車を出発させて、あちこちのルートを走ってみます。サファリからイメージする動物は全て見たと思います。
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オスのNyala。 |
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猿が車の前を横切って行きます。 |
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赤ちゃん猿が可愛い。 |
象、きりん、シマウマ、猿、チーター、ライオンなどなど・・・。
実は私は動物に興味がなくて、サファリ旅行なんてつまらないと決めつけていたんです。でも、実際に間近で見る迫力が凄くて、夢中で動物探しをしました。私はただ横に座って動物を見て、疲れたら居眠りしていましたが、夫は毎日トラックドライバー並みに長時間運転をしていて疲れたと思います。申し訳ない。
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道路を横切る鹿のグループ。 |
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ライオンを間近で見た時が一番感激したかもしれません。 |
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双眼鏡は鳥を見るのに便利でした。 |
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Saddle-billed Stork |
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シマウマの縞模様って美しい。 |
ここでまたアクシデント・・・。
右足のふくらはぎが肉離れしてしまったようなんです。パリから調子悪いのを我慢していたのですが、いよいよ歩くのが辛くなってしまい、キャンプの中の診療所に駆け込みました。
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以前はクルーズシップの医者をしながら、世界じゅうを旅行していた
という面白い先生でした。注射が効いてよかったー。 |
滅多に患者もいなさそうなのんびりした診察室で、南アメリカ人の医者に注射してもらい、薬を処方してもらいました。
これもまた数日で完治しましたけど、旅行で歩けないのは致命傷ですから、ここで医者に診てもらえて安心しました。
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Impala |
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大きな亀がのろのろ歩きしていました。 |
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キリンは背が高いから見つけるのが簡単です。 |
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象もあちこちにいます。 |
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なかなか見ることが出来ないらしいけど、チーターも見ることが出来ました。 |
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水浴びをしている黒サイ。 |
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ダチョウ。 |
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こんなサインが道にあるので、しっかり確認してからドライブします。 |
楽しかったSkukuzaキャンプを後にして、次の国・Swazilandとの国境近くの村へ行きました。泊まったのは
Grand Kruger Lodgeで、ここもなかなか素敵なところでした。
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広々としたデッキで夕食です。 |
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小屋は二階建てで広々と使えました。 |
森の中にぽつりと建つ、二階建ての小屋でとても静か。プールで泳いでいたら、ポルトガル人の家族と仲良くなり、一緒に夕食を食べました。
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インテリア小物がアフリカンテイストで素敵。 |
娘は英語で、ポルトガル人の9歳の女の子はポルトガル語をお父さんに話してお父さんが英語で通訳して、といううやりとりでしたが、同じ年頃の友達が出来て、ふたりとも大はしゃぎ。
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遊び相手がいたので、日が暮れるまでプールに居ました。 |
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何とかして意思疎通しようとするふたり。 |
お父さんが隣の国のモザンビークに単身赴任しているので、家族一緒に過ごせるのは年に3度だけ。今回は家族をこちらに呼び寄せるための下見を兼ねた旅行だそう。私はモザンビークが旧ポルトガル領だという事実も知らなかったです。というか、アフリカのこと、知らないことだらけ!
次回に続きます。