インコのMonicaの鳥かご、ペットショップで必要に迫られて買ったものの、色も形も好きになれなかった。「もし飼い主が見つからなくて家で飼うことになった時、この鳥かごを見て暮らすのは嫌だな」と思っていました。
私のイメージの素敵な鳥かごはドーム型でクラシカルな雰囲気のもの。こういう時には、欲しいものを探す瞬発力がどっと湧いてくるので、今回も飼うことになってから毎日Craigslistをチェックして鳥かご探しをしていました。
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Santa Monicaの路上で売り主と待ち合わせて、鳥かごを受け取る。 |
Craigslistというのはアメリカでとてもポピュラーな個人売買のサイトです。私も赤ちゃん用のクリブ(小さなベッド)、机の土台として使っている
Library Card Catalog、娘の
アンティークベッド、私たちの
アイアンベッドもここを通じて買ったし、買い替えた時には車も売りました。無料で土をどうぞ、という広告を出して持って行ってもらったこともあるくらいです。掘り出し物を見つけられれば、新品を買うよりもずっと良いものに出会える、本当に便利なシステムです。
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家に持ち帰ると、予想より大きかったですが、形も色合いもイメージ通り! |
私は何でもさっさと決める性格だから、鳥かごもピンとくるものを見つけたらすぐ売り主に連絡しました。アンティークで良いコンディションの鳥かごなんて、そう頻繁に売りに出されていませんから、潔く決めないとすぐ売れてしまう。
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私の作った器がぴったり水入れに収まりました。 |
売り主はとても素敵な彫刻家の女性でした。この鳥かごは70年代に映画撮影のセットで使われていたもので、実際に鳥が住んでいたものではない、というエピソードを話してくれました。そういう発見が、新品を店から買うのと違う面白さがあるし、そういう話ってなぜか忘れないものです。
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娘の友達が遊びに来ていた時にMonicaがカゴから逃げてしまい、
夫が針金をつけて間隔を狭めるところを子供たちが見ています。 |
色が剥げていてサビも出ているのですが、それもいい味なので、今のところこのまま使い、気が変わればスプレーペイントできれいにしようと思います。
問題が、鳥かごの柵の幅がやや大きめで、壊れている部分があるので、たまに逃げてしまうこと。それで、夫が針金で応急処置をしたのですが、今日だけで4度もスルリと逃げたのだけど、案外すんなりと自分からカゴに戻ってくるのが不思議。