January 30, 2015

Green Thumbのミトン

今月のLighthouseのコラムのテーマは指なしミトンの話です。
上の画像をクリックすると拡大して読みやすくなります。
朝晩の気温の差が大きいので、ちょうど学校に行く時間はまだ寒いです。歩くと体が温まってくるけど、その少しの時間にも娘は「手が凍るー!」と大げさに叫ぶ。
普通はゴム編みするところを、あえてメリヤス編みにして、端が丸まるデザインです。
それで娘にミトンを編むことにしたのですが、私の決めたルールは「家にあるものだけで作ること」。さっさと編んで娘を驚かせようと思ったんです。
指だけ緑色。こうやって見ると、左右の大きさが微妙に違う・・・。
園芸の上手な人のことを"You have a green thumb!"なんて褒めたりしますが、親指が緑色に染まるくらい植物と戯れている、という由来のすてきな表現です。
少しずつ余った糸が活かせるのが嬉しい。
白だけで編むと、下手すると包帯を巻いてるように見えそうだったので、指を緑色にして花を刺繍したデザインに変更することにしました。
毛糸の刺繍のおかげで、包帯手袋からのイメージ脱出に成功したと思います。

January 28, 2015

鳥のおもちゃとButterscotch Pudding

インコのMonicaを家で保護してから5日目になります。
捨てるところだった容器のふたを再利用。
犬や猫と違って、鳥はいったん飛んだらどこまで行くかわからないから、飼い主は「迷い鳥」の張り紙を出す前に諦めてしまったのかもしれません。飼い主が見つからないと、我が家で飼うことになるでしょう。娘は何時間でも鳥かごの前で話しかけているし、夫は娘が喜ぶことなら何でもOKですが、最初は決心がつかなかった私も鳥を飼うのも悪くないかも、と思い始めてきたのですから、人は変わるものです。
ビーズを動かして遊べるように工夫。
夫も私もインコの飼育の仕方を調べています。果物など与えてもいいのか、適温は何度くらいか、退屈させないようにするのはどうするか、など、知らないことばかり。
「鳥のおもちゃ」という視点で見れば、いろいろなものが
おもちゃ作りに活用できそうな気がします。
インコには、いろいろなおもちゃを与えて退屈させないようにするのがいいらしい。ペットストアで鳥かごを買った時に、鳥用のおもちゃもたくさん売られていたけど、買わなくても自分で作れそう、って思いました。
じーっと見てるだけじゃなくて、遊んでみてちょうだいな。
遊んでくれるかどうかもわからないので、家にある材料でまずは試作。
娘の部屋からクラフトビーズとビニールコードを拝借してきて、白ごまが入っていた容器のふたと組み合わせてブランコのようなものを作ることにしました。

キリでふたに穴をふたつ開け、ビニールコードを通します。ビーズを通して結んでとめるだけ。5分でできた簡単おもちゃですけど、Monicaは今のところあんまり興味なさそう・・・。
ブラウンシュガーとコーンスターチに、牛乳と卵ミックスを加えて加熱。
こちらのレシピでButterscotch Puddingを作りました。
フツフツとしてきたら、ラム酒をどぼーっと加えて私ふうアレンジ(笑)。
砂糖を焦がしてカラメルを作ってから牛乳でのばすような作り方のもありますが、これはブラウンシュガーで風味をつけ、仕上げにバターを入れる簡単バージョンです。
甘くないホイップクリームと一緒に口に入れると、唸るほどおいしい!
舌触りが悪いとプティングが台無しなので、熱々を目の細かいざるで
こしてから、器に入れて冷やしました。ひと手間かける価値はあります。






January 26, 2015

迷いインコの話

週末、夫が裏庭で飛べなくてうろうろしているインコを発見しました。
私と娘も集まって、いったいどういうことなのか様子を見ていたのですが、どうやらどこかから逃げ出して、羽根を怪我してしまい、上手に飛べないらしいのです。
それにしても、なぜ家の裏庭にいたのだろう?
それで、急いで家にあるものでインコが休める場所を作ってあげました。
缶コーラの入っていた箱の上部を切り取って、上は外の漆喰の壁の下準備に使うチキンワイヤーを被せて。
朝、箱を開けたら、この散らかしよう!娘は興奮して名前を考えたりして
すっかり家のペットにする気でいますが、私はまだ心の準備が整っていません。
鳥かご、もう少し素敵なのがあるといいんだけどな・・・。
前にバードフィーダーを作った時に買った鳥のえさがあったので、小さなものだけ選んであげて水を入れた皿も置きました。インコはすごい食欲でえさを食べて、落ち着いたよう。キーキーと結構大きな声で鳴きます。暖かい部屋で一晩過ごして、何とか生き延びたようです。
外の見える暖かい場所に置きました。きれいなグリーンのインコでしょ?
翌朝、開店と同時にペットショップへ行き、鳥かごとインコ専用のえさを買ってきました。家族一致でこのインコは女の子だろう、ということになり、Monicaと命名しました。

今のところMonicaは我が家で保護しているけれど、これからしばらくの間は近所で「迷いインコ」の張り紙がないかどうか気をつけるつもり。飼い主も心配しているでしょうから・・・。

芽が出たばかりのヒヤシンス、今朝はあまりの暖かさで花が咲き始めました。
娘は今までの熱帯魚のえさと植物の水やりの仕事に加えて、鳥のえさとカゴの掃除
が加わりました。いつも初めは張り切っているけど、どうなることでしょうか?
暖かくても編み物する手は止まりません。今年はなぜだか休みなく編みまくっているのです。
ブログに書いていないけど編み上がったものがいくつかあるのですが、冬は新しいパターンの発表が多くて編みたいものがどんどん出てきて困ってしまうくらいです。

今いちばん勢いがあって素敵だなーと感じているニットデザイナーのふたりが2度目のコラボレーションしたコレクションが発表され、私の好みに直球過ぎてもうクラクラ。

デザイナーはアルゼンチン人のJojiさんとフィンランド人のVeeraさん
こうやって、フィーリングの合う人たちが国境を越えて共通の興味を表現し合っているのは、眩しいほど素敵。

January 23, 2015

Valentine's Day cookies

最近のL.A.は春が近づいているような陽気です。
12月に植えたヒヤシンスが芽を出しました。この地域では、秋に球根を買っても、寒さが足りないのですぐには植えられません。球根を2ヶ月くらい冷蔵庫に入れてから、ようやく植えられるんですよ。
素焼きの植木鉢に娘がアクリルペイントで絵を描きました。
バレンタインデーがもうすぐですから、暖炉の上のクッキーもそれらしくしました。
何日たってもスパイスの香りでいっぱいです。
クリスマス前に大量に作って冷凍したジンジャーブレッドドウを使って作ったのですが、部屋に飾るとスパイスいっぱいのホリデーシーズンらしい香りが充満し、何となく季節外れな感じ。
カップケーキにハートを組み合わせました。
色数は抑えて、簡単にデコレーション。
いちごのカップケーキのつもり。
ハートの木。
Trader Joe'sのSipping Chocolateにラム酒を入れて飲んでいる話を前に書きましたが、季節商品ですからもう同じのは売っていないんです。でも、3種類のフレーバー(Salted caramel / Winter spice / Espresso)がひとつの缶に入っているのを見つけて喜んで買ってきました。
缶も可愛いです。






January 21, 2015

布の在庫整理

切れ端の布を使って作ったものをふたつ紹介します。
大きめのひざ掛けにちょうどよい大きさ。
ひとつは小さめのキルト。
テレビの部屋で寒い時にひざ掛けとして使っているのが1枚あるのですが、あと何枚かあってもいいと思っていたのです。
四角に切った端切れを縫い合わせ、アイロンで割ります。
キルト専用のスプレー糊で芯と表布を張り合わせると、ミシンかけがラク。
ベッドカバーを作った時には、「これからキルトに夢中になるかもな」と思っていたのですが、意外と短期間で熱が冷めてしまった。たまに作ると面白いけど、そんなにキルトばかり作っても使い道ないし・・・。でも、このくらい小さいキルトはぱぱっと縫えて達成感があって良いです。
バイアステープの仕上げはミシンでぐるりと縫ってから、裏側は
手で丁寧にまつります。
裏布はLotta Jansdotterの布です。
もうひとつは旅行に使えそうな長方形のポーチ。
どちらも青とグレー系の布です。小さな余り布もパッチワークして有効に利用します。
パズルのように小さな布をはぎ合わせていきます。
太目の持ち手をつけました。
普段は編みかけの毛糸を入れて使っています。

January 19, 2015

バラ模様のハイヒール

Wiltonのプリンセスセットに入っていたハイヒールのカッターを初めて使ってみました。
甲部分にパールをあしらいました。
前からやってみたかったマーブル模様の応用でバラを作る手法を使うことに。
このチュートリアルを参考にしました。
ヒール部分は茶色にして引き締めることにしました。
二色のアイシングを丸く絞り、乾く前に串でさっと円を描く感じです。
全部同じじゃなくてもいいから、無造作にぐるりとささっと仕上げるほうがいいようです。
乾かないうちにささっとバラの形をつくるのがコツ。
私はハイヒールとは無縁な人生を送ってきましたけど、人がハイヒールを履いているのを見るとステキだなと思うのです。

January 16, 2015

舞台衣装と焦がしバターのクッキー

家にM&M'sがあったので、バターを焦がして加えるBrowned Butter M&M Cookiesを作ってみました。
焦がしたバターが香ばしい風味でおいしい。
生地をたくさん作ってアイスクリームスクープで形作り、冷凍しておきました。凍ったままのを余熱したオーブンで焼く方が、広がりすぎずに厚みのある形の良いクッキーになる気がします。
食べたい時に好きな数だけ冷凍庫から取り出して焼ける。
娘は秋から演劇のクラスに参加していて、もうすぐ最初の舞台があります。
彼女の役は1960年代の女の子で名前はFree。それぞれの役者が違った時代の衣装を着てその時代を象徴するキャラクターを演じます。
スリフトストアで見つけた7.50ドルの派手な柄のドレス。
そのまま着ると大きすぎるので、リメイクします。
この前、参考写真の紙が配られて、「これに近いような衣装をなるべくお金をかけずに用意して下さい」と言われました。
40年代の服ってどういうのなのでしょうか?パンツスタイルだけ?
でも60年代の服なんて持ってない。「前に作ったTie-dye Tシャツにジーンズはどう?」って娘に言ったら却下されました(笑)。
そうですよね、せっかくの晴れ舞台、可愛い衣装が着たいはず。
裾を切ってロックミシンをかけ、ミニスカートに変身。
それで、一緒にスリフトストアへ行きました。
私の「60年代らしい服」っていうイメージも曖昧でしたが、それらしい大人用のワンピースを買ってきました。試着室であーでもない、こーでもない、とファッションショーごっこするのは楽しかったです。
花びらを切ってミシンで縫い合わせました。
舞台映えするように、花を大きめにしました。
家に戻って、肩ひもを短く縫い直し、裾を短くしました。簡単リメイクで娘にぴったりのサイズになって良かったです。
私の毛糸をぐしゃぐしゃに手に巻いている・・・。
あとは花をつけたヘアバンドをすればバッチリ!ということで、余っていたレースを輪にし、フエルトで花を作ってミシンで縫い付けました。
何とか60年代ふうになったかなーと満足しています。



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