October 27, 2014

Handmade pocky

今日は写真がいっぱいです。
先週、娘のクラスで自分の国のルーツをみんなとシェアするパネル展示とポットラックパーティがありました。
日本のルーツがある生徒はクラスでひとり。
日中の気温はまだ高いので、チョコが溶けないか心配でした。
さて、日本の食べ物・・・と頭をひねりましたが、私は日本食はあまり作らないし下手なんです。和菓子といっても、2年生のアメリカ人に甘い豆はハードル高すぎる。それで、ポッキーを手作りしてみることにしました。
Pizzaカッターも使ってみましたが、長めの包丁で一気に押し切るほうが
まっすぐ切れるようです。
レシピはCookpadで見つけました。卵が入らない、パイのような生地です。
2倍量で短めのを112本も作れましたよ。
折れないように、市販のポッキーよりは若干太めに。
生地をなるべく薄く伸ばし、細く切ったら改めて冷やします。そうしないと、天板に並べる時にダラーっと伸びてしまうから。生地は焼いても膨らみません。折れないようにしっかり焼くとよいようです。
薄い焼き色が着くまで焼きます。粗塩を振りかけて焼けば、プリッツふう?
以前買って、あまり使ったことのないチョコレートを溶かす道具を使いました。電源を入れて溶かし、Warmモードにしておけば作業中に冷えて固まることもありません。何せ112本ものポッキーをチョコレートコーティングするのに2時間半もかかってしまったので、この機能はありがたかった。
衝動買いで買ったチョコレートを溶かす道具、こんな時に役立ちました。
全体をチョコに浸すとポッテリつきすぎるので、ゴムべらで薄く塗るように
つけ、よく振って余分を落とし表面を滑らかにします。
私が作るだけじゃなく、娘にも参加してもらおうと、日の丸の国旗を作ってもらいました。
市販のポッキーの箱を皿に貼り付けて、ひと目でポッキーだとわかるように。
日本の国旗は簡単で美しいですね。
キッチンに立ちっぱなしでコーティング、思ったより時間かかりました。
ワックスペーパーの上にのせて乾かします。
さて、当日のポットラック。テーブルに並べきれないくらいのご馳走が並びました。

ドイツのケーキは素朴で甘くなく、日本人好みなんじゃないかと思いました。
ドイツ・スイス・オーストリア出身の生徒が多いので、チーズや甘くないケーキが多かったです。アルメニア、エルサルバドル、イスラエル、フィリピン、中国、イギリス、アイルランド、リトエニア、メキシコ、ロシア、デンマーク、レバノン・・・ざっと思いつくだけでこんなに色々な国の食べ物がありました。食の世界旅行のようです!
色々なルーツの家族がいるクラスメイトと共に学ぶ機会があることは
娘だけでなく、私にも刺激を与えてくれます。
ファミリーツリーや両親の国のことを書いたボードを展示してあり、おいしい料理を食べながら展示を見てまわりました。L.A.は本当に人種のるつぼだなと実感しました。
算数とかドイツ語じゃなくて、こんな宿題なら大歓迎です。
ポッキーはありがたいことに好評で、全てなくなりました。
甘いもの以外にも、ルンピアとか水餃子とか腸詰ソーセージなんてのもありました。
話はかわりますが・・・

あさって、乳がんの最後の手術があります。ガンを取り除いてパッとオシマイ、というわけにはいかず、治療は長期戦です。もう4度目ともなると慣れたもので、心の準備もできているし、当日の様子も手術後の痛みも予想がつきます。だから勇敢に乗り切れます。
ブログは何週間かお休みしますね。

October 24, 2014

マスタードドレッシングとChia Seeds

ほぼ日の「おれは食べて痩せたいのだ。」の連載を楽しみに読んでいます。
小さなハート型のル・クルーゼで野菜に焦げ目をつける。
シェフ武井さんの素直な探究心は、何かグッと惹きつけるものがあります。私も同じような中年ですし、料理好きだし、お酒や揚げ物やお菓子を我慢してまで痩せていたくはありません。しっかり運動しておいしいもの食べて健康でいたい。だから武井さんの「ぜんぶおいしくありたい。」というのに共感しているのです。
野菜の旨みが凝縮したスープでマスタードをのばす。
このマスタードドレッシングをフレンチシェフから習った話を読んで、ぜひ作ってみようと思いました。野菜で出汁をとる、というのが料理心をそそりますよね。

野菜を鍋で焼き付けて、水を注いで煮るだけですから、簡単。ディジョンマスタードでのばして、アスパラガスのグリルにかけて食べました。適度な酸味があってレストラン風の味です。
Chia Seedsは味にクセがないので、ポピーシードやゴマのような
感じで色々と使えます。
ここ数年、Chia Seeds入りの食べ物が流行っていますが、私も家に常備して何にでも使っています。ドレッシングに入れたり、サラダに振りかけたり、ヨーグルトに混ぜたり、ケーキに焼きこんだり。
上にコーンミールを振りかけて高温のオーブンで焼く。
昨日はパンにChia Seedsを入れました。いつものNo knead breadにプチプチした歯ざわりが加わっていい感じでした。
皮がパリッと香ばしくておいしい。

October 22, 2014

Judy's Magic Cast-On

Amirisuという日本のオンラインマガジンに載っていたLa Ti Doというスカーフを編み始めました。
Isager Alpaca2 というウールとアルパカの糸を使っています。参考作品の色合いが好きだったので、同じ糸を注文しました。
アルパカ50%入っているフワフワの肌触り。
見ると初心者向けのストライプのスカーフに見えますが、編み始めのところにワザが要ります。
私はつま先から編み始める靴下というのは編んだことがないのですが、そのときに使う手法でJudy's Magic Cast-Onというのがあります。
長い輪針で作り目をして半分に割り、輪につなげて編みます。
これはいわゆるMagic loop methodの応用ですが、そのMagic loopもやったことがなかったんです。私は何でも旧式でいいや、って思っちゃうほうなので昔ながらの4本針で輪に編むので満足していたのだけど、この際、Magic loopを学ぶのにいい機会だと思ってビデオを見ながら挑戦してみました。
ここまで編んで気がついた・・・下が閉じていないからこれじゃダメだ。
閉じるようにする作り目が大切だったんですね。
最初、理論がわかるまでにちょっと戸惑いますが、やってみると合点が行く。そのまま数段編んで、大きな間違いに気がつきました。Judy's Magic Cast-Onで作り目をし、Magic loop methodで編み続けないと、底が閉じないわけです。ややこしいですね・・・。
やり直しして、ちゃんと底が閉じて半円形になりました。
そこで、Judy's Magic Cast-Onのビデオを何度も見て理解して再挑戦。1日でふたつも新しい技術を習得出来て、何だか達成感がありましたよ。
中はこんな感じ。編みこみの糸が渡っていますが、内側なので
見えないし、両面使えるところがよいです。
ここさえ越せば、メリヤス編みで長く編むだけですから簡単です。今まで避けていたMagic loop methodも慣れてしまえば悪くない。
宿題は毎日ありますが、個人的には宿題の効果ってあまり信頼してなくて、
学校でちゃんと勉強すれば充分なんじゃないかって思ってるんです。
娘の宿題ノートに親が毎日サインして先生に提出するのですが、そこに宿題をがんばったご褒美に小さなスタンプを押したら可愛いかなと思い立ちました。

あまった消しゴムでちょこちょことスタンプを作り、毎日使っています。
何度見ても飽きないんです。Charlieってホントいい子。
我が家ではCharlie and the Chocolate Factory(2005年)とWilly Wonka & the Chocolate Factory(1971年)を見比べるのが流行っています。
Gene WilderとJohnny DeppのWilly Wonka役の比較も面白く、どちらも甲乙つけ難い素晴らしい映画です。

October 20, 2014

TOMS shoes cookies

Home Depotに木材を買いに行った夫が「大きなかぼちゃが20ドルで売ってたよ。」と教えてくれました。さっそく娘を連れて行きましたが、カートにのせることが出来ないくらい重かったので、店の力持ちのお兄さんにお願いしました。私の小さな車の助手席に乗せてくれて「ちゃんとかぼちゃにもシートベルトするんだよ!」とウインク。こんな軽いジョークを交えて見知らぬ人と話す人に会うと、アメリカ人のフレンドリーさって自然でいいなって思います。
こんなに大きいのを買ったのは初めてです。
グラージドアに、黒い毛糸でクモの巣を作りました。ピンクの巨大なクモをくっつけました。
対角線に毛糸をホチキスでとめたら、あとは糸を巻きつけていきます。
まだまだ半袖でOKのL.A.ですが、朝晩はずいぶん涼しくなってきました。
素足でTOMSを履いていられるのももう少しかな・・・。
足の部分を絞ります。
最近は少し落ち着いてきましたが、狂ったようにクッキーカッターを買いまくっていた時期に足の形のカッターを買ったんです。冷静になってみると「何で買ったんだろう?」って思うんですけどね(笑)。
赤とグレーのTOMS。
それらを使ってTOMSを履いている足のクッキーを作りました。


October 17, 2014

京王ほっとネットワークマガジン

この夏、「京王ほっとネットワークマガジン」のお手伝いをさせていただきました。
東京の京王線沿いの駅、または京王ほっとネットワークの店舗で配布されている無料の情報誌です。
上の写真をクリックすると拡大して読みやすくなります。
京王線沿線にお住まいの方はぜひお手に取って見て下さいね。
私がデコレーションクッキーに凝っているのに注目して下さって、京王ほっとネットワークキャラクターの「ほっとん」という白い象のクッキーを作ることになりました。
フードマーカーで線を下描きしておき、アイシングで埋めていきます。
印刷した絵を型紙にしてナイフで生地を切り抜き、クッキーを焼きました。普段はこの方法はあまり好まないのだけど、焼く前に切り口を指で滑らかにしておけば、ギザギザ感はほとんど気になりません。
これだけだと、何が何だかわかりませんね。
あとは塗り絵の要領で、白から順番にアイシングを絞っていきます。
せっかくですから、服を色違いにしたり、鍵やほうきなどの小道具も作りました。
色は入りましたが、輪郭がぼやけている感じ。
こういうイラスト風のデザインは、最後に黒い輪郭があるほうが締まった感じがするので、細い線で仕上げました。
目をどう描くかで試行錯誤しましたが、結局はフードマーカーが
細くてきれいに描けるようです。
東京に住んでいた頃はよく京王線も利用していたけれど、アメリカに移住してすっかり大学時代や会社時代のことを忘れていたんです。
でも今回、東京の編集者の女性とメールでいろいろとやり取りをしながら、久々に日本に近しくなった気がしていました。懐かしい地名に日本ふうの繊細な気づかい・・・お会いしたこともないのに昔からの友達のような気持ちになれました。
何かの縁で声をかけて下さって、一緒にもの作りが出来て楽しかったです。Kさん、どうもありがとうございました!

October 15, 2014

Leftie

夏のOregon旅行から、休み休み編んでいたLeftieがようやく完成しました。
どんな糸にするか迷って、結局はキットを買ってみたんです。普通なら選ばないような色の組み合わせをあえて選んでみました。
とんがった部分から編み始めて、どんどん目数が増えていきます。
黒地にカラフルな糸の葉っぱ。
このパターンは3000人以上の人が編んでRavelryに載せている人気のショールで、葉っぱの部分の糸が少ししか要らないので、余り糸の用途に最適、というのもよいところ。キットを買ってから我にかえってみると、私も余り糸なら沢山あるんだから、メイン糸だけ買えばよかったんですよね。
葉っぱが終わったら、糸をジグザグに縫って処理します。
パターンは単純なので、何段か編めば暗記できます。一番面倒なのは葉っぱの部分の糸の処理で、あとはひたすらガーター編み。このドイツ人のMartina Behmさんはガーター編みが好きだそうで、巻き物を中心に斬新なデザインを発表しているデザイナーです。
黒い糸が全部なくなるまで編み続けたので、かなり長いです。
実は編み始めてからこの色合いがどうも好きでないことに気づき、
編むペースがかなりスローダウンしていたのです。
でも、娘が気に入ってくれたので共用にしようかと思います。
Ravelryプロジェクトノートはこちらから。

October 13, 2014

顔のあるクッキー

先週、また学校の朝のカフェでクッキーを売ってきました。これで4回目。
以前の話はこちらです・・・
40枚を1日中立ちっぱなしでデコレーションすると、さすがに腰痛・・・。
今回はHalloweenのテーマで3種類作りました。
ひとつめはキャンディコーン。三色のストライプだけでは可愛さに欠けるような気がして、アイシングトランスファー(パーチメントペーパーにあらかじめアイシングを絞って乾かしておく)のめがねをのせました。
キャンディコーンの色の順番、知ってますか?私はなぜか白が真ん中だと
思い込んでいましたが、間違いでした。
めがねのキャンディコーン。こうやって見ると、おにぎり型に見える・・・。
ふたつめはガイコツ。なんちゃってMonster Highなんだけど、娘には不評でした・・・。
ジンジャーブレッドマンのカッターをつかうこのガイコツのアイデアはこちらから。花のかわりにリボンを絞りました。
紫のジンジャーブレッドマン。これに白アイシングでガイコツを描きます。
まつ毛とピンクリボンでMonster Highふうにし、自己満足。
みっつめも同じクッキーブログから、クモの巣とおばけ
参考にしたクッキーはおばけの形をクモの巣からくり抜いて、上に貼り付けているのだけど、くもの巣自体があまり大きくなくて、くり抜くと弱くなりそうだったので、ただ上につけました。
チューリップ型を逆さまにしたら、おばけです!
買ってくれた子供たちから「なんでクモじゃなくておばけがついてるのー?」と聞かれましたけどね。言われてみれば、その通りですね。
私はたくさんクッキーをつくるチャンスがあって嬉しいし、それが
すっかり売り切れるとさらに嬉しい。
お金を手にしっかり握り締めて、真剣な顔でクッキーを選んでくれる子供たちを見ると、時間をかけて作った甲斐があったなあと思えます。
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