December 12, 2012

ポチ袋をつくる

昨日の続きの話です。

さっき、無事に学校でのレクチャーが終わりました。消しゴムスタンプが壊れた以外は、スムーズに進み、子供たちも楽しんでくれたと思います。終わったら「アンコール!」って言って拍手してくれた子とか、女の子グループがわーっと集まって私にハグしてくれたりして、感激しました。

今日はもうひとつの日本の伝統紹介ということで、お年玉について話しました。
縦横それぞれ三つ折りするだけ。これでもちゃんと折れる子は少なかった。
お手玉は私が説明して投げて見せただけですが、実際に子供たちが何か作れるものがあると興味を持ってくれるかなと思ったのです。
そこで、お年玉の習慣を紹介しながら、ポチ袋を折ってみることにしました。
日本の本物のお札も参考に見せ、子供用にはおもちゃのお札を印刷していきました。
可愛い絵が、子供に大人気でした。
このサイト、いろいろ使えそうな素材があります。
ゴムなのに木工ボンドを使ったから、スタンプ押しているうちに壊れてしまったんです・・・反省。
色紙にお札を置いて、横と上で三つ折りするだけのポチ袋。今回は折り紙教室ではないし、5歳児には角をあわせて折るのはまだ難しいから、ごく簡単に。
おまけに、消しゴムスタンプを作っていきました。日本の旗や星をはじめ、ハートや長方形など、いろいろな形に切った消しゴムを、工事で余った木材の切れ端に接着剤で貼り付けました。

スタンプは楽しいですから、みんな夢中で押しまくっていました。
日本のお正月には着物を着るんだよ、と写真で紹介し、折り紙で着物も折ってみせました。水玉の折り紙で作ったカラフルな帯が可愛く出来てよかった。

その他、国旗を見せたり、地図でどのくらい遠い国かを説明したりもしました。

お手玉と折り紙の折り方もおもちゃ紙幣も全部インターネットのお世話になりました。古くから伝わる日本の伝統も、こうやって伝承していくのかもしれませんね。

このボランティアをやってみて、うれしかったことのひとつは、娘がとても喜んで自慢に思ってくれたことです。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...