先日、道端で拾った椅子のことを書きました。
もし家に修理する道具がなかったら、私でも捨てていたような座れない椅子でしたが、命を吹き返しました。こういう時は、家の工事していて良かったなと思います。
脚がすっぽり抜けたから、いっそのこと全部バラバラにした方がヤスリをかけやすいと思いつき、ひねったら、案の定かんたんに抜けました。
全部、電動やすりで削ったら、穴に木工ボンドをたっぷり入れて脚を組み立てます。クランプでぎゅーっと押さえ、はみ出したボンドを拭き取り、一日待つ。
ネジが見える穴にはWood Fillerを詰め、乾いてからヤスリで平らにします。これで、組み立ては終わり。座ってみたら、ちゃんと丈夫に仕上がっているので安心しました。
ステインは他の家具に合わせて、二色を塗り重ねました。つやのないクリアコートで仕上げて、数日乾かしてにおいが飛んだら、完成です。
写真では拾った時のとあまり違いがわかりませんが、まず「座れるようになった」のが大きな違い。あと、色も濃い目にして素朴な仕上がりになり、家のテーブルに似合うようになりました。嬉しい拾い物でした!