October 5, 2011

Owl embroidery

今日はちょっと長いです!

刺繍の道具や刺し方について何度か書きましたが、今日は実際に取り組んでいた作品を紹介します。私がとても尊敬するアーティスト、Elsa Moraが、彼女のブログで刺繍の図案を二種類、提供してくれました。そして文章の最後に「もしこの図案の刺繍をしたら、ぜひ写真を見せてね」とありました。
見た途端に図案に一目惚れした私はすぐに取り組みましたが、ステッチの仕方や名前、糸の太さの決め方などわからないことだらけ。シンプルに一色のみで、全部バックステッチにしようかな、それなら簡単だし・・・とも思ったけれど、このフクロウはカラフルでなくっちゃ!と思い直し、時間をかけて丁寧に刺繍しました。
図案を窓に貼って水溶性マーカーで写し、4インチの刺繍枠にはめて(この枠の話はまたの機会に)刺しました。葉っぱは4色の違うトーンの緑色の糸を使い、変化を出しました。でも全部終わったときに、まだ何かが欠けている感じがしたのです。それで、昔作ったアクセサリーの残りのビーズを出してきて、フクロウと花に散りばめてみました。華やかさが加わったけど、キラキラ過ぎない感じが出せたと思います。
大きさについて深く考えずに、A4サイズの紙に印刷したものを写して刺繍したのですが、最初にフレームのサイズを考えておくべきでした。出来た布を店に持っていってフレームに合わせながら選ぶとき、ぴったりのが見つからずに、結局マットを別売りで買って調節することにしました。
リネンのしわも味のひとつだと思ったので、あえてアイロンで伸ばさずにフレームに入れました。私にとっての刺繍元年という気持ちも込めて、下に「2011」と水色で刺しました。
元の図案にあった子供のフクロウは私の刺繍にないのだけど、気づいたかな?実は図案を写し取るときに忘れて、刺している途中に気がついたのです。
完成して嬉しくて、Elsa Moraに写真を送りました。やっぱり一番見て欲しかった人は図案を描いた本人でしたから。
そうしたら、すぐに丁寧で暖かい返事を頂き、さらに彼女のブログで紹介までして頂きました。
いつも彼女の繊細でキュートでオリジナリティのある作品にノックアウトされっぱなしの私ですから、大変感動しました。

今、もうひとつの魚の図案に取り組んでいます。気に入った絵を自分で選んだ色の糸で自由に刺す魅力にどっぷり浸かっています。
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