刺繍糸の束はそのまま使うと、すぐにぐちゃぐちゃになってしまいます。
最初は適当に厚紙を切って糸巻きを作っていましたが、いかにも仮に巻いてるという感じがいやでした。私は気に入った道具を使うと、作るものによりいっそう情熱を込められるタイプなので、どうしても厚紙の糸巻きから抜け出したかったのです。
昨日書いた、木の糸巻きはこうして使っています。
刺繍糸の束を買ってきたら、すぐに糸巻きにぐるぐる。最初は糸番号を書いておこうかとも思ったのですが、そこまで管理しすぎることもないかなあと思い、あえて糸番号は無視。もし同じ色が欲しければ、切れ端を店に持って行くことにしました。
タイで買ったバスケットにピンクッションと小さなはさみ、そして糸の切れ端入れの器を入れて、糸巻きを立てて並べます。こうやって使いやすい刺繍の道具が手元にあると、さっと好きな糸を選んだり、道具を探すことなくすぐに始められます。