September 30, 2011

刺繍糸巻きの作り方

モールディングをリビングルームの床につけたのは、もう4年くらい前になるでしょうか。余った端っこの部分も「いつか使うかもしれない」と納屋の奥に積み重なっています。この納屋は、ある時はごみの山、見ようによっては宝の山になる、不思議な場所。
余ったステインしていないモールディングを何本か見つけ、これを細く切って糸巻きにしようと思いつきました。というのも、先日、刺繍糸を買いに行ったときにプラスチックや紙の糸巻きが隣に売られていて、もっと可愛くて長持ちするのがあったらいいのに・・・と思ったのです。
チョップソーで細長く切り、尖ったところがなくなる程度に全体にヤスリをかけます。次に半分だけステインの液につけて色をつけました。なぜこうしたかと言うと、ブラシを使うのが面倒だったので、缶を開けて木の端っこを持って、ディップしたのです。余分なステインはタオルで拭くだけ。
翌日まで乾かしたら、のこぎりで上をちょっと切り、糸が引っ掛けられるようにしました。
どうやって使っているかは明日書きますね。

今、刺繍や編み物をしている時によく聴いているのがキューバのラテンジャズピアニスト、Chucho Valdés の曲です。かっこいいでしょう?

September 29, 2011

グレーのカーディガン

脱ぎ着がラクで温度調節がしやすいので、セーターよりカーディガンが好きです。
何を編もうか考えている時は、まずRavelryで人気のパターンを見ます。たくさんの人が編んでみたいと思うパターンには何か秘密というか良い点があるはずだと思うからです。
そうしてこのカーディガンも選びました。元は袖なしのデザインですが、多くの人がアレンジしてカーディガンに仕上げていて、そっちのほうが気に入りました。
Twisted Ribという編み方でヨーク部分の模様を作ります。あとは着ながら丈も袖も自分のサイズに合うように決めていけるので、失敗が防ぎやすいです。せっかく編んで最後に着てみて、大きすぎたりしたら本当にがっかりですもんね。

10号の輪針でどんどん編めます。実はもう仕上がっているので、楽しいボタン探しが終わって縫いつけたら、また載せたいと思います。

昨日、刺繍に夢中だということを書きましたが、あまりにも刺繍のことを考えすぎて、すごーく良いアイデアが浮かんでしまったのです!夜中に思いついて、そのあとぜんぜん眠れなくなってしまったほどです。
一見、刺繍とぜんぜん関係ないように見える、このモールディング(床につけたのの余りもの)にスポットライトがぴかーっと当たったのでした。
この話はまた今度。

September 28, 2011

Split stitch

最近わたしは刺繍に夢中です。これから寒くなって、編み物の季節に突入という時なのに、刺繍の面白さに目覚めてしまって、真夜中までチクチクと刺しています。おかげで肩こりがひどくて参っています。
このあいだバックステッチだと太さが足りないな、と思う場面があって、試しにスプリットステッチというのをやってみました。ボリュームが出て便利な手法だとわかり、それからこのステッチが好きになりました。

裏側を見ると面白い。要するにバックステッチを半分重ねた刺し方なので、バックステッチの裏がスプリットステッチのようだし、反対にスプリットステッチの裏はバックステッチのよう(左が裏、右が表の写真)。だからどうしたってことはないですが、面白い発見をして独りでうなずいていました。

今日のおやつは令子さんのアイスクリームのアレンジをまねしてみました。
メープルシロップをかけると安いバニラアイスも魔法のようにおいしくなりますね!

September 27, 2011

Ironing board makeover : part2

アイロン台のカバーは周りを縫って、ひもを通して被せるわけですが、周りの縫い代を折るときにアイロンをかけなければきれいに出来ません。だから、付け替えるからといって最初に取り外してしまわずに、すべてのアイロンの作業が終わってからのほうがいいです。
パッドを床に敷いて、その上にアイロン台を裏返して置き、ペンでなぞって切りました。

台より大きめに切った布は周りにロックミシンをかけ、ひもを通すところとアイロンを置くラックをつけるところにそれぞれボタンホールをつくります。
周りの縫い代を折り、アイロンをかけます。このチュートリアル、ひもを置きながらミシンをかけるのがよいアイデアだと思いました。これだけ長くて角が曲がっている布に後でひもを通すのは大変ですから。
完成品はこちら。確かに、前のシルバーの布のほうが滑りがよくてアイロンがかけやすいですが、新しいパッドは厚めでしっかりしていていい感じです。それに、好きな布の柄を見ながらアイロンをかけられるのは気分が良いものです。

September 26, 2011

Ironing board makeover

私のアイロン台、日本からはるばる持ってきました。新婚時代に渋谷のフランフランで買った覚えがあります。
もう10年以上使っているけど、上のカバー、取り替えたことありません。
カバーはともかく、下のクッション部分がよれよれになっていて、見かねて全部交換することにしました。
検索してみると、結構簡単そう。まずは材料を揃えに行きました。アイロン台専用のパッドは9ドルほど、布はJoel DewberryのAviary 2というシリーズのSparrowsという柄のを選びました。チュートリアルはこちらを参考にしました。

続きはまた明日。
今日のおやつは先日作ったピーチタルトをプラムにかえたもの。生地は手で簡単に作れるので4歳児でも出来ます。おいしかったけど、私はピーチのほうが好きかな。もう夏の果物も終わりですね。

Mosaic House Blog、更新しています。

September 25, 2011

Fat Quarter Bundle

今日こそは目的の布だけを買うぞ、と心に誓っても、つい他のにも手が伸びてしまうのがファブリックショップの魔力です。
今回の衝動買いはAnna Maria HornerのLoulouthi シリーズのFat Quarter Bundleです。
前からAnna Mariaのブログは読んでいて、華やかな作品に憧れていたのだけど、デザイナーの布は結構高いし、模様が大胆なので使いこなせないかなと思って手が出せずにいました。

Fat Quarter というのは18x22インチのすでにカットされた布で、束ねて売っていることが多いので、まず自分では選ばないだろうという感じの布も試せるので好きです。福袋的な楽しさがあるのかも。
私はこのFat Quarterを買ってきて、切らずにふちを三つ折りにしてミシンで縫い、娘のお弁当用のクロスにしています。

実際、家に帰ってきて広げてみると「わ、派手!」と思いましたが、これで彼女のデザインのクッションを作ろうと考えています。

September 24, 2011

Black bean chili

今夜の夕食はブラックビーンチリ。
暖かい煮込み料理の季節になりましたね。
デザートはいただきものの庭でとれた青りんごを使うことにしました。
ポピーシード入りのバターケーキの生地の上に薄く切ったりんごをぐるりと並べて焼きました。
仕上げに、夏に作った杏ジャムを塗りました。

September 23, 2011

Headbands

私は週に二度、Zumbaのクラスに出ているのですが、今、髪の長さが中途半端で、後ろで結ぶには短すぎて、かと言って何もしないと踊ってるうちに髪の毛が顔にくっついてしまうのです。
それで、市販のゴムのヘアバンドを使っていたのだけど、私の顔が大きいのか、何だかきつい・・・。それで、自分のサイズに作ってみることにしました。
チュートリアルはこちらのを参考にしました。あ、もちろん布の長さは長めにね。
適当にアレンジしてリボンなしのも作ってみました。こういう余り布を使ったプロジェクトって、失敗してもともと、って思えるせいか、妙に楽しい。

自分の頭周りに合わせてあるので、とても快適。今まで、横をヘアピンでとめたりして調節していたのがうそのよう。踊っていてもズレたりしなくなりました。

September 22, 2011

エプロンと帽子

Halloweenのコスチュームの話の続きです。
古いシーツで(またもや!)ギャザーたっぷりのエプロンをつくりました。
ドレスだけだと、サンタクロースっぽくなってしまうけど、白いエプロンをつけると、ちゃんと童話の世界に入ってくれた気がします。ホッ。
赤ずきんちゃんですから、もちろん赤い帽子も縫いました。三角の布を4つ縫い合わせて、先っぽがとんがった帽子をつくり、あごで結ぶリボンをつけました。
私の好みで赤ずきんちゃんの服を作ってみたけど、娘に絵本を読んであげたことがありませんでした。だから、図書館で2冊借りてきました。

試着してもらいましたが、サイズはぴったり、よく似合って、おかーさんは嬉しいです!焦って作ったけど、まだ一ヶ月以上もあるんですよね・・・。あとはバスケットとりんご(編みぐるみをつくるつもり)を用意すれば、準備万端です!

September 21, 2011

How to dry pinecones

ジムの駐車場に大きな松の木がたくさんあります。
普段は車の上に松ヤニがつくので、木の下に駐車するのはなるべく避けますが、きのうはいいものを見つけました。
そう、大きな松ぼっくりです。
家に持ち帰って、どうやって乾かすか検索してみました。自然に吊るして乾かす(時間がかかる)、電子レンジ(発火しやすいので気をつける)、低温のオーブンに入れる(これがいちばん簡単で安全そう)など、いろいろな方法が見つかりました。

虫とか松ヤニが出てきたら困りますから、乾かしてさっぱりさせてから飾ることにしました。
アルミホイルを敷いた天板に松ぼっくりをのせて250Fのオーブンで一時間。途中でひっくり返します。松の木の香りがしてきて、松やにが滲み出てきます。冷めるまで放っておけば、松やにも乾いてニスを塗ったような見た目になります。
どうやって飾るか考え中。

今日のおやつ、エクレア。

・・・のつもりでしたが、娘が生地の絞り出しを手伝いたいと言い出したので、毛虫のかたちとかハートとかの面白いシューになりました。

September 20, 2011

秋のリース

もうすぐ秋分の日。すっかり秋らしくなったのでドアに毛糸のリースを飾ることにしました。
リング型の発砲スチロールに毛糸をぐるぐると巻いていきます。きつく、隙間なく巻くのがきれいに見えるコツのようです。
家にあった葉っぱのクッキー型をフエルトに置いてなぞり、切り抜きます。刺繍糸で適当にステッチして、より葉っぱらしく見えるようにしました。
それをグルーガンで貼り付けるだけ。長年、何でも接着剤でつけていたのですが、何かのきっかけでグルーガンを買って使ってみると、その便利さと早さに感激しました。それ以来、クラフトの必需品になっています。

あえてクモとかオバケの飾りにしなかったので、11月になっても使えそうです。

Mosaic House Blog、更新しました。

September 19, 2011

暖かいドレスを

Halloweenは10月末ですから、夜はかなり寒いです。だから子供が実際にキャンディをもらいに行く時に、防寒着を着せずにコスチュームそのままで歩けるような暖かさ、というのは大切。
赤い生地を選ぶときに、その点を考慮してフランネルにしました。
縮みを考えて、一度洗濯して乾燥機で乾かしましたが、すごい量の毛玉みたいのが出て驚きました。かなり縮んだので、やはり下洗いして正解でした。
あと、このパターンは上半身が二枚仕立てになっています。これで暖かさプラス。裏地は買わずにまたまた古いシーツの再利用。赤いドレスの裏地が白、というのはどうかと思いますが、見えないからいいことにしましょう。
あとは厚めのタイツを履かせれば、たぶん防寒の点では合格かな?
襟と袖に白いレースのリボンをつけました。このドレス、全体的に大きめなつくりで、袖もウエストも首もリボンできゅっと絞って着るタイプなので、リボンを通す前は赤ずきんちゃんと言うよりはサンタクロースの上着という感じですね。

ここまで朝から学校へ迎えに行くまで一気に縫いました。家に戻ったらすぐに試着してもらい、丈とかゆるみ具合を調整して、翌日に仕上げます。

September 18, 2011

Little Red Riding Hood

今年のHalloweenのコスチュームは娘本人の希望はさておいて、4歳だからこそ似合うものを作ることにしました。というのも、来年あたりから自分が着たいものをはっきり主張し始めると思うんです。だから今年くらいは私の好みにさせてねー、ということで、「赤ずきんちゃん」です!
今回、初めてアメリカの市販の型紙を買ってみました。驚くほど、薄くて透けすけの紙!
コットンフランネルの赤を買ってきました。私は頭がどうしても「センチメートル」が基本になってしまっているから、一生変わらないのかな?と思っていましたが、最近は「インチ」とか「ヤード」にも何とか慣れた、というか両方で考えられるようになってきました。
コスチューム作りの話、何回か続きます。

September 17, 2011

ハーブバター

庭のイタリアンパセリがぐんぐん育っているので、惜しみなく使えます。
今日はたくさん刻んでバターに混ぜてハーブバターを作りました。
材料は適当で、柔らかくしたバター、にんにくのすりおろし、カイエンヌ、塩とこしょうとレモン汁を少し、そして刻んだパセリをどっさり。
ワックスペーパーで包んで円筒型にし、冷蔵庫で冷やします。
やる気のない日の夕食は、後でストーブ周りの掃除をするのも面倒だから、アルミホイルに野菜を入れて上に鮭とか鶏肉とか、メインになりそうなものをのせ、このバターとレモンスライスをのせて包み、オーブンで焼く一品をよく作ります。
明日は工事で疲れるはずだから、そうしよう!

September 16, 2011

刺繍で保存

一昨日、娘の絵のことを書きました。フレームに入れて壁に飾るかわりに、リネンに刺繍することにしました。
絵を壁に貼り付け、上に布を重ねてファブリック用のマーカーで線をなぞります。原始的なようですが、光に透けて下絵がちゃんと見えるので、カーボンペーパーを使うより正確に写し取れる気がします。

あとは刺繍枠に布をはめて、バックステッチしていくだけです。写真は裏側で、予想してたよりも糸を使いました。
こんな感じで壁にかけています。軽いので、3Mのマジックテープみたいなもので壁に傷をつけずに取り外しも簡単です。

今月のLighthouseのコラムが更新されています。
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